大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」最終回 | 以蔵のblog

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大河ドラマ「新選組!」放送以来から現在まで新選組…幕末にはまってます。さらに最近は宇宙に夢中…

先月27日に行われた大阪府知事選と大阪市長選のW選挙。結果は、前府知事で今回は市長選に鞍替え出馬した橋下徹さん代表・大阪維新の会が完勝。
今回の選挙に関しては、現在の政治にそこまで関心はなかったけど、大阪での盛り上がりをニュースなどで見るにつれ、いつの間にか注目度が高くなってた。当選の会見で、大阪から中央に乗り込むみたいなコメントを耳にした時、「大阪VS中央政府」という構図が頭に浮かび、これはまさに現代版の「薩長VS幕府」ではないか!?と思ってしまった。
今度こそ本当に時代が動く!?…そんな予感を感じさせる今回のW選挙の結果であった。選挙の結果のみに止まらず、今後の動きにも注目…せざるを得ないw
前置きがだいぶ長くなりましたが(前置きだったのか!?)…本題はとうとう最終回を迎えた今年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の話題です(^_^;)
大河が最終回を迎える度、1年過ぎるのがやたら早いなぁと思う…その分確実に自分も年を取っているわけであり、時の流れの残酷さをちょっと感じてしまう(笑)
いきなり話がそれてしまった…今回の大河は、淀が亡くなる大阪夏の陣が実質的メインという感じで、最終回までの残り3回は消化試合的な回だと思ってたけど、残り3回こそ「江」というドラマタイトルに相応しい内容だった。ただ残念だったのが、残り3回しかなかったので、駆け足で話が進んでしまい、ひとつひとつが薄く描かれてしまっていたこと。「泰平の世」という言葉というか理由ですべての争いに終止符を打ってきた今回の大河ドラマだったけど、その肝心な「泰平の世」が短く薄く描かれ閉まったのが何とも残念だった。
家康亡き後の2代目将軍秀忠の活動、江と福(後の春日局)の確執、次期将軍を竹千代(後の家光)と定めるまでの過程…泰平の世がなった後の出来事をもっと見たかった。歴史を押し出した回より、家庭的要素を全面的に押し出した回の方が、江の存在感が際立っていただけに、この配分ミスがドラマを低迷(!?)させてしまった最大の原因だったのではないか!?。特に最終回が意外に感動的で良いものだっただけに、物足りなさが残った(^_^;)。
江が大奥の礎を築き、それから250年後の篤姫らの時代まで引き継がれていく…そう思うと江の偉大さというものは計り知れないものがあるけど、ドラマに限って「江」と「篤姫」を比較すると、圧倒的に「篤姫」の方が魅力が伝わってきたな。最終回まで見て結果的に江の魅力が伝わったか?と聞かれたら「はい」とは言えない(^_^;)
っということで、何となく消化不良気味で終わってしまった今年の大河ドラマだった。
さて来年の大河ドラマは「平清盛」。予告の映像を見た限りでは、映像の作りがあの「龍馬伝」を彷彿させる。時代は今年の大河の舞台となった戦国時代より遥か遡るので、もはやファンタジーの域に達していそうだw
おっと…その前に、「坂の上の雲」第3部にして完結編が今日から始まるんだった。