新選組に絡む史跡（広島・旧国泰寺愛宕池）

第二次長州征伐の際、新選組局長の近藤勇は伊東甲子太郎ら数名の隊士達と広島に出張したのはわりと有名な話だけど、広島のどこに行ったのか？についてまではあまり注目してなかった(^_^;)
もう1年以上広島に滞在してるけど、新選組に絡む史跡は広島には何も無いと勝手に思い込んでいた…ところがある日、近藤が広島出張してたことをふと思い出し、ネットで調べていたら何とその時に近藤らが訪れた寺跡があることがわかった。新選組に絡む史跡が広島に存在したのだ！！。早速、その場所の詳細を調べたら、毎日出勤している会社のすぐ近く…平和通沿いにあることがわかったw
っということで、昨日史跡巡りに行ってきました（巡ってはいないけどw）。
そこは広島城下の国泰寺跡で、建っている看板には「旧国泰寺愛宕池」と書いてあった。
慶応元年11月に近藤らが長州藩との会談を行ったのが、この国泰寺であった。幕府大目付の永井尚志が会談を持ったと言った方が正しいかな（新選組は永井に随行した形なので…）。何はともあれ、新選組がその場所に居たのは間違いない。
当時はここに国泰寺があったんだけど、原爆で全壊したそうだ。平和記念公園に近いし、この辺りは全て焼け野原になったはずだから、確かに全壊してしまってもおかしくない。ちなみに現在は西区の方に移転しているそうです。
寺自体は全壊したから何も無いけど、庭園跡だけは現在も残っている。

平和通沿いのANAクラウンホテルの前に史跡はある。

愛宕池と言うだけあって、水は無いけど池らしき跡が残っている。

最後に平和通。周辺はこのような都会で、その中にひっそりと存在する史跡は、まるでそこだけ異空間w
広島唯一の新選組に絡む史跡でした。