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外国語を勉強していてそれで仕事をしようと思っているなら、一番初めに思いつくのが通訳とか翻訳とかといった分野ではないかと思います。私も今から25年くらい前に日本でイタリア語を勉強していた時の目標は漠然とではありますがそういったことでした。
最近はAIの翻訳とか翻訳機の発達で、全く知らない言語同士でもやり取りができるようになってきましたが、相変わらず日本語を勉強している学生の中にはやはり将来は翻訳をしたいといった夢を持っている人も少なくないようです。
実際問題、2023年の今現在でも翻訳の仕事を依頼されることは、あります。だからAIが出てきたからといってその仕事が0になった訳ではない。ただ、自分自身の仕事の仕方を見ても(今学校のサイトのリニューアルで日本語ページを作成中)原書からまずはAIによる翻訳にかけ、その後より綺麗な日本語に校正する作業が中心となっています。
そして、ちょっと前に比べてこの手のAI翻訳は格段に良くなりました。昔は日本語はまだまだ不自然さがある仕上がりでしたが今ではそれもグッと少なくなり、そのまま出してもまあまあ使えるような文になっています。
ただし、それは”論理的な文”である場合に限ると思います。
だから、”内容を読むのに必要だから翻訳する”というケースではほぼこれで事足りるでしょう。
AIによる翻訳というのはつまり過去の膨大なデータから学習したことに基づいて訳文を出しているので、オリジナリティー溢れるアイディアとか(当然ながら)文芸作品とかには向かない気がします。イタリアンミーのコンセプトは他にはない、独特なところがあるので、AIが生み出した文章では全く意図が通じないという箇所も多くあります。
そういうところはやはり人間が、原書の意図を汲み取る作業を繰り返しながらより的確で美しい日本語に変換していくというプロセスが欠かせないのです。より美しい日本語にする、という意味ではまるで創作活動のように日を置いて推敲することもよくあります。
ですから、何が言いたいかというと。
これから言語で身を立てるには、その言語の知識はもとより、もっともっと日本語能力、コミュニケーション能力が必要になると思うのです。通訳の場合はその場その場で一瞬勝負ですからプラスして瞬発力も必要ですね。
そして、絶対的に受け入れなければならないこと、それは全体的な仕事量が減ってくるのは避けられないということです。だからそこで”選ばれる”翻訳者になることも必要です。
翻訳・通訳プラスアルファで何かその人にしかできないことやその人だから仕事をお願いしたいというようなことがあるといいのではないでしょうか。
人類がテレパシーで会話できるこの世の楽園になるまでは、翻訳や通訳の仕事はなくなることはないと思っていますが、これもやはり時代に合わせていく必要があるのですね。
