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アルノ川沿いを工事していた・・・
イタリアの学校制度は日本と異なり、中学卒業試験、高等教育の卒業試験があります。高等教育の卒業試験は国家試験で、Maturità と呼ばれるものなのですが、イタリア語のMatura とは”成熟した”という意味なのでこの試験に合格することで大人として社会に出る資格を得る、というような意味合いがあります。
そしてこれは、学生生活の中でおそらくは一番大切な一大事で家族総出で”今年は受験だから・・”みたいな雰囲気になるので、重要度・難易度を日本の何かに例えるとしたら”高校入試や大学入試”に当たるんじゃないかなと思っています。
イタリアでは普段の学校教育で行われる試験でもペーパーだけでなく口頭試験が多く、大人のイタリア人に聞いても皆が口を揃えて「試験の前は緊張でお腹が痛くなった」だの、「前の晩は眠れなかった」だの、「毎回試験の朝は吐きそうだった」だのと、ものすごいプレッシャーがあったと言ってくれます。どうやらイタリアの教育システムは本当に厳しく内容の濃いものなようです。
そんなに厳しい教育を受けているはずのイタリア人が社会に出るとどうしてあんな態度なのか・・は彼ら自身が不思議がっている、という不思議がありますが。
で、このMaturitàの最近の試験傾向は、ペーパー試験の後の面接で写真を見せられ、それについてあらゆるすべての教科の内容を含んだ解説を自由にするというもの。
想像つきますか?これ、大人にとってもかなり難易度が高いと思うんです。
例えばある建築物の写真を見せられたとします。
それについて、歴史、建築した人物、なんのために・・・などはいいとして、どうやったら”物理”や”数学”を結びつけられるのか?
まあ出題する方もそれなりに可能な回答を持っているでしょうから無理難題はないとしても、かなり自由で柔軟な思考が必要ですよね?
こんなところからイタリア人の自由な発想って生まれてくるのかもしれません。試しに日本でこんな試験をやってみたらおそらく”普通”の大人ほど手も足も出ないのでは?
ちなみにイタリア的思考に結構なれいている私は結構自信あります。(もちろんそのモノについての知識があることは前提ですがね)
そして、イタリアでは”とりあえず何か答える”サバイバル術みたいなものがあることが割と高く評価されていて、例えば見せられた写真がなんだかわからなくてもそれらしいことを”まるで正しいかのように”すらすらと自信を持って解説することができる能力が鍛えられている気がしてないりません。(テレビに出ている有名人、知識人もこの手のタイプ多し)
それって詐欺師じゃないか?と思わなくもないですが。
よく言えばコミュニケーション能力が高い、悪く言えば大ボラふき。
そんな習慣は学生時代から鍛えられているんですね。




