湿度が高い毎日はカビが生えやすくなりますし、
お弁当や作り置きのおかずの食中毒も気になりますね。
カビと食中毒
似たような時季に注目されるからか
カビが食中毒の原因
と思っている方もいらっしゃるようですが、
カビが食中毒を起こすことはまずありません!
カビ毒という毒による中毒症状はあっても、
いわゆる”食中毒”とは別物です。
(だからって食べても安全というわけではありません。)
ちょっとショッキングな内容かもしれませんが…
カビはきのこと同類と言ったらビックリでしょうか?
カビは、酵母、キノコと同じ「真菌」と呼ばれる微生物の一種で、空気中に浮遊して、栄養素となる食品に付着し、発育する条件がそろうと菌糸を伸ばして成長し、胞子を空気中に放出して増殖していきます。
暑い夏は「カビ」にも注意! - ぐんま食の安全・安心ポータルサイト - 群馬県ホームページ(食品・生活衛生課) (pref.gunma.jp)
一方食中毒を起こすと言われるのは”細菌”か”ウイルス”です
同じ”菌”とついていても別物なんですよ
上下の表で並び順が違う(ウイルスと細菌)のでちょっと比べづらいですが…
それでもそれぞれ違うものだということはお分かりいただけるかと
それにカビって結構身の回りで有効活用もされています。
例えばチーズがお好きな方ならブルーチーズとかカマンベールチーズなどわざとカビをまとわせて熟成させているのがありますし、
お酒やお醤油などに使われる酵母もカビの一種です。
なんなら?薬のペニシリンもカビから作られていますよ
だからといって、青カビや黒カビの生えた食パンをわざわざ食べることはしないでくださいね!
カビのところを取り除いてトースターで焼いたとしてもカビは残っていると言われています。
カビがないように見える部分にも、カビの菌糸や胞子によって汚染されている場合があります。また、カビ毒は熱に強く、一般的な調理では完全に分解することができません(100度~210度で60分以上加熱しても安定)。
暑い夏は「カビ」にも注意! - ぐんま食の安全・安心ポータルサイト - 群馬県ホームページ(食品・生活衛生課) (pref.gunma.jp)
私が小さい頃は「餅に生えたカビは(食べても)大丈夫」という根拠のない?理論がまかり通っていましたが、美味しいものではありませんしわざわざ食べるものでもありません。
食品の保存や持ち歩きには気温と湿度に気をつけてくださいね
柔道整復師としてケガの対応をします。
登録販売者としてお薬のご相談にのります。
健康管理士として健康にかかわるお話をさせていただきます。
いつでもお問い合わせください
~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほねつぎ大幸院 (旧 東洋整骨院 大幸院)
名古屋市東区大幸 4-12-30
開院時間 午前 9:00~12:00
午後 3:30~7:30
休み 木曜・土曜 午後 日曜 終日
電話 052-700-3521
~~~~~~~~~~~~~~~~~
画像はネットからお借りしています。
有難うございました。