〜伊是名の会第31回定期公演へ向けて〜
5月の公演が延期され、
8月15日(土)練馬文化センターにて
やっと開催される2年ぶりの定期公演。
本番まで残りわずかとなりました。
メンバーの思いを綴ってきたブログリレーも再開し、講師陣と師匠より4回に分けて意気込みをお届けします。
再開2回目は 伊是名さとみ です。
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"さとみちゃん
首里城が燃えてるよ"
ノートルダム大聖堂の時同様
ドイツの知人から
メールをいただき、飛び起きて
TVを見たことが甦る。
これは現実なの?
嘘でしょ?
まるで映画を見ているような錯覚に陥る。
幼少の頃からよく訪れた
首里城が"バキッ、パラパラパラ…"と、まるで花火のように音を立てて崩れていく様子がTVに映しだされている。
首里城
これまでに王位争いや戦火により5回も焼失し再建されている。
何度も焼失しているが
昔の人はそんなことになるとは
思っても見なかったでしょう。
首里城を完成するための模様を
唄にした
「国頭サバクイ」
その昔、首里王城の正殿を作るためにその建築用材の大木を、国頭村の山から切り出し、村の男衆全員で次の村まで運ぶ。
原木は大きく半間おきに、棒を山カズラで縛り、木材を中心に男達が担ぎ、その様子はまるで
「ンカジ(ムカデ)の様だ。」
(るんたruntaさん資料参照)
男衆が一生懸命木を運ぶ姿やムカデのように運ぶ姿など、踊りでもその様子が表現されていてとてもユニークに仕上がっている。
今回お薦めのひとつとして紹介したい。
(私は出ていませんが😅)
そしてなんといっても古典舞踊。
ゆったり流れる音楽に、そこはまるで竜宮城。はたまた琉球王朝にタイムスリップしたような艶やかさ。紅型の衣装をまとい、瞬きするのももったいないくらい豪華絢爛な仕上がりとなっております。今回はダイジェスト版でのお披露目です
(私は出てませんが😅)
最後に師匠がイメージを平田輝氏に伝え、振付に魂を入れたオリジナル曲の「古武道」
空手、棒、サイなどを使い、薩摩藩のように武器(銃)を持てない琉球は、武道で戦う様子を表現しています。
とてもいい仕上がりになっていますので乞ご期待。
(これは舞台ゼロで出演します😄)
緊急事態宣言に振り回され、お稽古も大きな体育館などでは練習できず、最後までできるかわからない状況の中、私たちも不安な気持ちで迎える公演。
やるからには今まで練習してきた成果を、観に来ていただいた方へ120%伝えたいと思ってます。
ホントにここまで来れたスタッフや練習に参加してきたメンバーの皆さんに感謝しつつ、いざone teamで本番へ…!
伊是名 さとみ