ふと香取神宮へ。 | izaura's blog

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歌うたい、izauraのブログです。
ボサノバ、ブラジル音楽、オリジナル、ジャズもすこし。
音楽で世界が繋がればいいなぁ。

今日は思いがけず、休日になったので。
丁度注文していた本が届いたこともあり
越智啓子さんの「祈りの奇跡」を読んでいた。
祈りを、私のテーマにもしていたので、
読んでおきたいと思ったのだ。

とても素晴らしい内容だったのだけど、
読んでいる途中、ふと神社にお参りに行きたいと思った。
そういえば、千葉県で大きな神社にまだ行ってないと思い、香取神宮に行くことにした。

単身赴任の引っ越し準備中の旦那も誘ったが、断られたので、一人で行った。
車で安孫子を越えると、利根川沿いの道をずっと進む。

1時間40分程で到着。
表の赤い社が美しく。。

思いつきで何も下調べをしていなかったが
香取神宮は、一の宮の神社だけあって、
厳かな空気があり、やはり立派な木々があった。
伊勢神宮をはじめ、由緒ある神社には沢山の立派な木々がある。
その越智啓子さんの本によると、
古い大きな木々は、愛の祈りそのものだそうだ。
だから木をみると、こんなにも安らぎと慈愛を感じるのか。。樹齢千年の樹木。


香取神宮の神様は、経津主大神様。
剣の武道の神様らしい。
だからか、本殿は漆黒で凛々しい雰囲気。

ここは、経津主大神の和御魂(にぎみたま)を祀っているらしい。“平和”や“調和”を司ると言われる穏やかな神霊だそうです。

名前を忘れたけども、
ここも素敵な雰囲気だった。
境内で写真を撮っていいのか、わからなかったので、こっそり撮ってしまったのだが。。

神棚用の御札と、旦那に渡そうとお守りを買ってから、少し境内をお散歩していましたら、
こんな素敵な林がありました。


曇りの天気であったのに、
歩いていると、美しい光が射してきた。
こんな瞬間、神様が歓迎してくれてるなぁと
感じるのだ。

他にも、お参り中に日が照ってきて
体か温かくなるとか、よくあります。
この林の先には、要石というものがあった。


ぱっと見は、漬け物石位の大きさの石だったが。
後で調べると、これは頭のてっぺんで。
地中には、大きな石がうまっているそうだ。
大地震をおさめるために、埋められた石だとか。。 

もう3時過ぎていたので、帰ろうかと、
車を走らせはじめると。。
道中に「香取神宮 奥の宮」の案内が。
なんだか気になり。
車を引き戻して駐車場し、歩いて行ってみる。

ここは、奥の宮だけあって、
別空間の静けさ。 
写真は撮っていけないような気がした。
剣の神様、という言葉がある通り、
刃のような、研ぎ澄まされた強さを感じる場所でした。ここではより強い意思を持って、祈るべき場所だという気がした。
より厳かな空気の中、私ひとり。
しっかりと声をだして祈った。

後で知ったことで、
ここは経津主大神の「荒御霊」が祀られているそう。先ほどの「和御魂」の対極にある力を示す神霊で、“勇ましさ”や“前に進む力”を司ると言われています。確かに。
剣の如く、勇ましさを感じる場所でした。

越智啓子さんの本から
インスピレーションを受けて
急に、香取神宮に行きたくなったのですが。
とてもいい1日となりました。

ここは、茨城の鹿島神宮とついになる
場所らしかったのですが。
それは知らなくて。
また改めて、そちらもあわせて
来てみようと思います。