■忍術ではなく仁術
おはようございます東讓です。
19世紀初頭、
長きに渡る太平の世の影で、
農地の疲弊は激しく、
耕作地は減り続け農地は荒地と化していました。
そのような時、
二宮金次郎が彗星のごとく現れました。
彼は打ち捨てられた
沼地を丹念に整地し米の収穫に成功しました。
不毛の地を豊穣の地へ変えてみせてのです。
彼はやがて数奇なご縁により、
村の復興へと助力することになる。
三顧の礼のごとく、
領主が3年ものあいだ、
村の復興を依頼し続けたのです。
孔明先生お願いします
彼は次々に
村を豊穣の地へと変えていきます。
そのやり方は、
いたって単純。
テクニックではなく、
仁術を使ったのです。
どうしても、
仁術が及ばないとき、
彼は21日間もの断食をしました。
まるで、
日本のガンジーです。
インド独立の父
やがて約束の10年が経ち
その村は、数年分の備蓄が蓄えられるほどに回復しました。
仁術とは、
荒地に徳を見出す努力である。
会社のおける荒地とは、
聞き分けの悪い社員と言えるでしょう。
彼らを
決して見捨てるコトなく、
徹底的に愛情を傾けて育てるコト。
彼らの徳を
発掘しえた会社は強い。
周りを見渡してみましょう。
今成長しつつある会社には、
荒地に徳を見出す経営者の精神があります。
すべては、
愛の深さによるもの。
二宮尊徳公
日本の諸葛孔明
日本のマハトマ・ガンジー
内村鑑三さんが、
選ぶ代表的日本人です。
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