危険視されてしまう成分について | シャンプーソムリエ関川忍のBlog

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シャンプーソムリエ創始者という立場で、ヘアケアを中心に美容に関する様々な情報を記事で書いています。
ヘアケアを突き詰めると栄養学にも発展し、現在はオーソモレキュラー療法を基本とした栄養学方面からのスキンケアやヘアケア、ダイエット情報も面白いと思います。

■アルコールとエタノール


おはようございます。

シャンプーソムリエことセッキーです。


本日1回目の記事は「アルコール」「エタノール」についてのお話しです。


通常エタノールと書かれているものは、俗にアルコールといわれる無色透明な揮発性の液体がエタノール類です。


さっぱり感のある化粧水や原料にキャリーオーバーとして含まれるコトがあります。

これらは、配合する量や組み合わせで、主な働きや安全性度合いは変わっていきます。


このアルコール(エタノール)はやや誤解されがちですね。

中には刺激成分として懸念されている方もいますが、正しい知識があれば安全性の高い原料であることが解ってきます。


例えば・・・

アルコール類は、生体内での主要代謝物の1つで私たちの身体にもともとあるモノです。

脂肪は、多価アルコールのグリセリン脂肪酸とのエステルですし、糖類もアルコール体です。


つまり、刺激成分と言われている「アルコール(エタノール)」ですが、生体適合成分ともいえます。

但し、配合量が多い場合に肌に刺激を感じると言うだけのコトです。


次にこれによく似たイメージを持たれがちなのが「ステアリルアルコール」などです。

こちらは「アルコール」と記載されていますので、大丈夫?と心配になる方もいらっしゃるかと思います。



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「ステアリルアルコール」は、高級アルコールの一種で、固形オイルです。


皮膚を保護しなめらかにする目的で、クリーム類などによく使われています。

また、皮膚科医で処方される軟膏にも使われている成分でもあります。


以前、アルコールやエタノールは揮発性だから、髪や肌の水分を蒸発させてしまうとか、香料にアルコールが含まれているので刺激がある等と言われていましたが、度数の高い酒や消毒用のエタノールと同じと思われていたことが理由かと思います。


さらに、最近流行りの植物エキスですが、この抽出にもアルコール類は使われるコトが多いです。

そのため、「エタノール」という表示がある化粧品もありますが、基本的に大量に使われるコトはないので問題はないと思います。


アルコールやエタノールが皮脂膜を溶かし、はだのバリア機能を破壊したりするという考えが未だにNETでは当たり前のように書かれていますが、現代の化粧品に使われる成分、特に敏感肌専用の化粧品にも使われるくらい今ではアルコール=危険成分という常識は過去のものとなっています。




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