■あなたの欲しいモノって・・・?
本日3回目の記事です。
こんばんは関川忍ことセッキーです!
「欲しいものが、欲しい」
このコピー覚えていますか?
これは、丁度日本がバブル経済に突入した、昭和63年に糸井重里氏が、当時の消費者心理をうまく表現した名コピーです。
このコピーが生まれた当時の日本は、バブル期を境にモノがあふれ始めていました。
すると、消費者は、必要なモノを買うという行動から、自分を豊かにしてくれそうなモノを買うようになってきました。
そのほとんどが「嗜好品」ですね。
※嗜好品(しこうひん)とは、風味や味、摂取時の心身の高揚感など味覚や臭覚を楽しむために飲食される食品・飲料や喫煙物のことである。
また趣味性が強く、操作や体感的に楽しむ自動車・オートバイ、カメラなどの物品をさす場合もある。
比喩的にコンピュータゲームやアニメ・漫画等といった一部の人に対して強烈な依存性のある商業娯楽作品を、嗜好品などとして表現する向きもある。
(ウィキペディアより)
ビジネスが全て「嗜好品」を次々に生み出し、どう売るか?という所へ一気にシフトし、現在でも同じ状態ですね。
つまり、ボクが売っているモノも、あなたが売っているモノも、そのほとんどが「嗜好品」かもしれませんね。
そして、その嗜好品消費は
自分が、好きなモノ
自分に、合っているもの
自分の、イメージに合うもの
という価値観で商品やサービスを購入しています。
その代表的なものが「ネットショッピング」や「テレビショッピング」の成長ですね。
消費のほとんどは、自分で情報を収集し→検討→決定→購入というプロセスをたどって商品を購入しています。
ここでは「自分で」というコトがキーですね。
人からの説明では「納得」しないんですね。今の消費者は・・・。
なので、売り手の方から「何か必要なものをお探しですか?」「●●は■■に優れていて・・・」といきなり説明をされるのは好みません。(当然ですね)
自分で興味のある商品やサービスを発見して、情報を収集する段階で、プロの説明や詳しい内容を知りたいと思うようになります。
これが良く言う「ショップ店員から声をかけられるのが嫌」「売り込まれそう・・・」
そう言われるところですね。
そこで、重要なのが、POP等の前情報ですね。
POPで情報を発信し、お客様がもっと詳しく知りたいと思うことが、消費の第一ステップですね。
集客でもそうですね。
チラシや紹介等でお店に興味を持ち、そして情報収集活動に入り、行くかどうかを検討します。
そこで、興味を持った次の段階で、「詳しい説明」が必要になります。
詳しい説明と言っても、専門用語や難しい説明は当然NGです。
消費者の知識レベルに合わせた、詳しい説明が必要になってきます。
つまり、POP等に興味を示した消費者は当然、口頭での説明になりますし
チラシや紹介の場合は、ホームページなどで詳しい説明をしなければいけなくなります。
モノやサービスの価値を「分かりやすく伝える説明のプロ」になるコトが、最終的に商品やサービスを売るプロになるのですね。
参考までに、説明のプロになるための参考になる本があります。
↓ ↓ ↓
池上彰氏の「伝える力」です。
池上氏は政治等、難しい話を小学生にまでわかるような説明が出来る説明のプロですね。
その、分かり易く説明するための方法が書かれた1冊ですので、分かり易い説明を目指す方にはおススメです!
ちなみに、うちの会社では藤村先生の本とともに、必読書の中の1冊にもなっています。
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