神の実験として、パラレル・ワールドにより無数の宇宙が出来て、今日に至っている。魂を進化させる魂修行の場として、何重もの文明実験が行われてきた。
地球では、人類の誕生以来他の星からときどき宇宙人を受け入れるなどしてイノベーションを起こし、さまざまな価値観や要素を地球の中に入れながら、現在に至るまでの歴史を織りなしてきた。一方、別の地球では、例えば、宇宙人の「入れ方」をその時期や種類を変えることなどによって、別のかたちで文明史をつくっていく実験をしている。もし彼らが地球に来なかったら、現代の文明はどう違ったか。こうした「入れ方」を変えるだけで、文明の様相は大きく変わるだろう。古代文明アトランティスやムーも滅びずに存続する世界もある。
「パラレルワールド」では、地球だけではなく、太陽系、銀河系も、それぞれ何重にも重なり、同じ名のもとで、別に存在し、そこでは別の文明実験がそれぞれ行われている。さらには、「過去・現在・未来」の時間も循環している。宇宙の構造は迷路のようになっているのです。
それぞれの併行宇宙では、基本的に時間が循環しており(未来に行くと過去の出発点に戻る)、その途中で分岐点がある。
ブラックホールが「パラレル・ワールド」への入口である可能性
ブラックホールは、パラレルワールド間をつなぐ通り道になっているのか。ただ、ブラックホールに関して、いろいろな研究の解釈があります。「ブラックホール」と言っても、物質である粒子が消滅、すなわち、非物質化していく過程のことを言っているのではないかと思えてなりません。
裏宇宙の邪神
「ダーク」というイメージは「暗い」「悪い」ということであるが、「ダークマター」は悪者ではない。ただ、悪者でないはずの「ダークマター」を悪用する輩がいることも事実です。
文明が発達して文物が溢れエネルギーの集積が高くなると、歪が生まれてきます。そうした堕落の部分に闇の邪神、これは地球的に言えば悪霊とか悪魔ですが、そういうものが出没できるワームホールのようなものができるようです。
現在の科学では、宇宙のはじめは ビッグバン によって誕生したとされています。その ビッグバンの時に物質と反物質が衝突しあい膨大な対消滅があって、そのうち物質のみが残って現在の宇宙を構成しているとされています。
反物質というのは、実験でも創り出せるものですが、物質と反応して対消滅して消えてしまいます。その時のエネルギーは膨大なもので、人類が手に入れられるうちで最大のエネルギー効率のものともいわれています。観測上は、大量の反物質からなる反宇宙には否定的ですが、表宇宙と同じように一つのまとまりとなって反物質によって裏宇宙が存在し、対となって存在しているようです。私たちの住む表宇宙と裏宇宙が対になって、バランスをとる形で存在している。質量やスピンは一緒ですが、電荷などが逆であるというものです。
私たちはポジティブな思いをよしとして、愛や慈悲、調和を良きもとして生きておりますが、我々の住む三次元宇宙と反するような攻撃性や恐怖による支配、力の肯定をよしとする勢力が存在します。宇宙人種のなかには、そうしたネガティブな勢力も存在している。彼らの背後には反宇宙からの影響があるのです。
反宇宙はネガティブなパワーを持ち、こちらの正宇宙へと干渉してきている。
地球には、様々な天使や宇宙の兄弟たちの活動があるにもかかわらず、いまだに戦争があったり、独裁者に支配された厳しい世界があるのも、そのもとには反宇宙からの影響によります。霊界にも地獄と呼ばれる不調和な世界があり続けていますが、その根源にも反宇宙からのエネルギーの供給があるものと思われているのです。
その闇の存在は決して表に姿を現さない。その闇の帝王を信仰している存在があるいう。これはゾロアスター教の中で「光と闇の戦い」が説かれているのですが、その存在を「アーリマン」と呼んでいる。アーリマンは、ゾロアスター教で かつてゾロアスターが信仰した光の神アフラ・マズダの敵だった暗黒存在。何度も地球をめぐる戦いを仕掛け、地獄の発生にも関わっているという(『シヴァ神の目から観た地球の未来計画』)。聖書に登場するルシフェルの、そのまた奥に存在する者と言ってよい。悪魔を含むさまざまなレプタリアンたちは、我欲と闘争の原理に立脚し、世界に紛争の種を撒き散らしている。彼らは「反宇宙(裏宇宙)」を住処としており、その領域の最内奥には「アーリマン」と呼ばれる邪神の首領が君臨しているとされる。
そのアーリマンが地球侵略の総司令官として派遣してきている者の名前が「カンダハール」です。中国軍に宇宙技術の一部を与えて、地球の防衛体制を破ろうとしている。
地球の地獄は「裏宇宙の邪神」とつながっている
地獄発生の背景には、レプタリアン以外にもさまざまな要因があったと考えられるが、裏宇宙の邪神」と呼ばれる存在が影響しているとされる。
「地獄界が地球霊界だけで完結しているうちはよかったけれども、そこからもまた、"他の宇宙に抜ける道"を考える者が出てくるのでね。他の宇宙での暗黒面ともつながっていく、そのルートもまた、たぶんつくっている。いわゆる"地下トンネル"ですね。そのかたちはあまり正確には見えないけれども、地上で暗黒勢力のほうが勝っているような星と地下部分でつながったら、おそらく、暗黒勢力が強い星の人たちは、宇宙船に乗ってでも、大挙して地球に来ることはできるだろうなとは思う。その恐怖は、十分ありえることかなと思っています」(『イエス・キリストの宇宙人リーディング』より)
その星の最高神的な位置づけの存在に対し、反乱を起こして、霊界に地獄領域をつくり出す。それを"地下トンネル"を通じて後押ししているのが、「裏宇宙の邪神」ということになる。
映画「スターウォーズ」でいえば、暗黒卿シスのような闇宇宙の帝王にあたり、古代ペルシアのゾロアスター教の善神アフラ・マズダと戦う悪神アーリマンにあたるという。
「裏宇宙の邪神」は、地球の価値観を引っくり返そうとしている
アーリマンやカンダハールについて、大川隆法総裁が収録したアルファ神の霊言『アルファの時代』ではこう解説されている。
「かつて、他の星、あるいは他の銀河系から来た者であろうとは思うのだが、地球霊団をつくっていく過程で、たぶん指導者としての競争に敗れた方なのではないかと思うんだな。
本来なら地獄界で悪魔をやっている存在であろうけれども、過去の経験知が大きいために、地獄界の悪魔というのが、地球に漂着しただけの悪魔ではなくて、宇宙の暗黒面とつながっているルートを持っているのではないかと思われる。
だから、他の惑星や銀河でいろいろと過去を持っている方々で、自分らが、地球の歴史のなかで『多数決的な正義』においては敗れたのかもしれないが、地球だけではないほかの惑星やほかの銀河にもつながる、自分と似た価値観の者たちと連携を図ろうとしていると思うんだな。
まあ、"裏の国際連合"みたいなものかな。他の宇宙で、自分たちの価値観を肯定する者が存在するので、そちらの応援を呼んでいる者たちではないかと思うね。地球認識を超えている者たちがいるのではないかと思われる」
宗教として地獄をどう解消していくかという問題は、宇宙規模で「裏宇宙の勢力」とどう対峙するかの問題でもある。
特異点から宇宙人が侵入
地球上の現実のさまざまな混乱や危機の背景に併行宇宙(パラレル・ワールド)の存在があるという。
併行宇宙を行き来する「特異点」と呼ばれる"穴"が存在するらしい。互いの世界を行き来できるということは、他の併行宇宙から干渉されることがあり得るということです。
各種霊査によれば、地球霊界の一部に地獄界があるように、複数の併行宇宙の中にも「光と闇(表と裏)」に当たるものがあるという。その裏宇宙、あるいは闇宇宙と言われる世界から、この宇宙、そして地球の歴史にも大きな影響を与えている存在がいる。
その闇宇宙を逃げ場とした存在、あるいは闇宇宙に封印された者が、私たちの住む宇宙に出てきて勢力を広げようとしている。
その実例として、大川隆法総裁は、朝鮮半島の霊的実態について次のように明かす(『「小説 揺らぎ」について』(幸福の科学刊))。
北朝鮮の霊界の地獄には、死後に毒蜘蛛(悪魔)と化した初代最高指導者の金日成が存在し、歴代金王朝(二代目、三代目)を指導している。その毒蜘蛛を、さらにもう一段、併行宇宙の毒蜘蛛(宇宙人)が指導しているという二重構造になっている。そして、『小説 揺らぎ』では、「北朝鮮の核開発と、弾道ミサイルの脅威は、ここから来ている」と言及されている。これについて、総裁は、「北朝鮮を特異点にすれば、地上の文明全部を吸い込んでしまって、別世界に変えてしまうことができるかもしれない。そういう、何か力が今働いているのではないか」と警鐘を鳴らす。
世界宗教におけるさまざまな混乱や、フランス革命の共産主義的武装蜂起、米大統領の暗殺など、歴史の要所要所で、闇宇宙から来た悪質宇宙人の影があることが示唆されている。モンゴル帝国の異常拡大時や第二次世界大戦期に、悪質宇宙人が指導者などに入って、「無神論・唯物論」「弱肉強食」「独裁主義」を拡大させようとしていた。特に、中国の習近平・国家主席にウォークインしたり、生物兵器としてのコロナや人工衛星、サイバーなどの技術のアイデアを与え、軍事開発を裏で支援するなどして、世界支配を後押しし、地球侵略の足掛かりにしようとしている。