東京、ロンドン時間各時間帯で開始1時間くらいは逆張りで多少は売りを出ていたようですが
今日はいつも売っていた勢力が諦めている感じがしています。
前回の口先介入はいつだったか忘れましたが(去年の11/1「スタンバイだ」発言が最後?)
市場が慣れてしまってインパクトが掛ける展開だった印象でした。
その後はドル売りに紛れてUSJPYも落ちたため介入なしでうやむやに終わったが
今日のように売る勢力が弱々しいと大きな円下落を止めるのは介入くらいしかないかもしれません
実経済的には、今の151円を許して152から本格的な上昇トレンドができてしまうなら、
日本経済は耐えられないかもしれません。
大きく円が下落すれば、コストプッシュインフレの影響が円下落で強まり実質賃金の下落はさらに加速します。
(国債破綻が~などと頭のおかしなことではなく、日本人の生活、ガソリン価格が。。。。)
世界的な物価上昇が収まれば耐えれそうですが、アメリカを見ていると、実はインフレを退治する政策をしていません。
(インフレ当初、FRBはインフレを抑えるのに金利にばかり目を向けるように妙に大々的にプレゼンテーションしましたが。
資金の蛇口は2本あります。別のもう1本、つまり財政出動は完全にスルーされています。)
まとめると
1,前回の口先介入はインパクトがない。(そのせいで介入を意識していない人が増えている)
次は口先ではなく突然本介入を行う可能性があるのでは?と危惧しています。
2 , 此処から先の円下落は実経済がきつい。(政権的にも耐えられそうにない)
財務省はUSDJPYの「スピード感」というものが介入のポイントとしているが
過去の口先介入のタイミングから考えれば、価格的には150円から先が1つの目安?かもしれない
今日は他のドルストレートでドル買いが起きない中、USDJPYだけドンドン上昇する展開なら
気をつける必要がある。今現在介入が起きていないということは、NY勢の出方を見たいのかも?
(多少修正して追記:日本時間16:30くらいからEURUSDなど他通貨もドル買いが出た模様です。)