守っている物と変えるもの | 鎌倉男児「小野田やすなり」のブログ

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私がいま総代を務める神明神社。創建は江戸時代だが今の場所には明治の初めに移されたそうだ。建てたのは私の篠笛の師匠小野田専蔵さん。そして今私は彼のひ孫にお囃子を教えている。究極のSDGsでそんな事ここでは100年前からやっているのだ。



写真一番左端にいるのが私の祖母。36歳で亡くなった小野田家の総領、私の祖父の代理として、神社の仕事もお寺の仕事も全て祖母がやっていた。



いま私が神明神社を守っている。総代と言えば聞こえが良いが…実質…用務員さんに近い存在だ。この地に住まわせてもらっている以上、この仕事は私の天職だと思っている。



と言う事で、年々減少する氏子でも支障なく神社運営ができるように古い旗と旗竿を短くして、新しいものに変える。いままで使っていた旗竿では長すぎて建てる時に危険だし、旗は100年経ってボロボロだからだ。古い伝統を守るためには新しくしなければならないものもあるのだ。