よくオール電化は『光熱費が得になるのか？』
という観点から検討されることが多いようです
。オール電化のうたい文句が光熱費削減効果と言われているから
そこが一番の関心事になるのだと思うのですが…
確かにオール電化にすることで
光熱費を大きく削減することは可能です。
その理由として、
・ガス料金が比較的高いこと、
・灯油も以前ほど価格が安くないこと
・電気料金のオール電化割引（約10％）が受けられること
・深夜の電気料金（夜間は昼間の約1/3の料金）が安いこと
などもあり光熱費は下がります。
でも、その光熱費が下がった分だけ、高い機器を購入するメリットがあるのか？
というのが皆さん一番気にされることではないでしょうか？
オール電化の光熱費削減効果は
ご家庭それぞれのライフスタイルによっても違ってくるので
オール電化にすれば必ずメリットありますと言いきれないのも事実です。
給湯やコンロの使用量が少なければ
オール電化のメリットはあまりないかもしれません。
では、我が家の場合ですが…
夫婦2人で生活していた時は給湯もコンロもガスでした。
その頃の光熱費は年間で約２３６，０００円（過去のデータより）。
その後、ガスのままで子供２人の時には
年間の光熱費が３３０，０００円前後。
今はオール電化の生活で、子供が３人いますが、
年間の光熱費は約２０１，０００円。
現在のオール電化生活での光熱費は
夫婦２人の時よりも約３万５千円、
ガスで子供が2人の時よりも約１０万円以上安くなってます。
家族の人数は増えてますが、光熱費はかなり減ってます。
もし、ガスのまま生活していたらかなりの光熱費を
払い続けていたことになりますよね。
オール電化は光熱費を削減できるだけでなく他にも
二酸化炭素削減効果火事のリスクが少なくなる掃除の手間が省けるIHの充実した機能で料理が楽しくなる音も静か（ボイラーのような音はしません）などの機能性や付加価値もあると思います。
よく、光熱費だけが議論されてしまうオール電化ですが
それだけじゃなくて、こういった価値も含めて検討してみるといいですね。