悔しい思いも財産に | 長崎・長与のピアノ教室 Yunon音楽教室♪AIMEIのブログ

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長崎・長与町でYunon 音楽教室をl運営。
「AIMEI」としてオリジナルソング活動もしてます。
オリジナル教材「おとあそび」著者

こんばんは。AIMEIです。
今年も無事、全中学生の合唱コンクールが終了しました。

去年は全部の学校のコンクール見に行けたのに

今年は…あいにく、
一校も見に行けず、ビデオにて見させていただきました。

中学生は今年は四人が伴奏、
一人が指揮者の特権をいただきました。

相変わらず、愛ゆえの厳しい指導のもと
みんなよく頑張りました。



今日、ビデオを見せてくれた中二男子は、
指揮者をしたのですが、
賞をとれず、号泣したと聞きました。

良いですね。すごく良い経験です。

でも、来年もやりたいと言ってたのが
とても嬉しい姿でした。


毎回思います。

結果がどうこうより、
どれほど一生懸命向き合って
どれほど、悔しい思いや、
嬉しい思いをしたかってことが
結局は人生において、大事なことですね。



ついつい、悔しい思いは
子供たちにさせたくないって
思って、
守りに入りたくなるけれど


そこを経験せずに、大人になって
昔を振り替えるよりも、
多少、悔しい思いをしようと
挑戦することをやった方が、
振り返ったときに、その一生懸命をやったことが貴重に感じたりします。



そうそう。
私の高校の話をすると、
私も一生懸命の挑戦が玉砕したことがありました。

放送部のアナウンスコンテストで、
九州大会で失格になった
という経験がありました。


その理由が、

自分で作ったアナウンス原稿で、
提出していた原稿にはない、
「また」というたった一言の言葉。


読んだ原稿は、なぜか、
間違って「また」という言葉を
入れてしまってて、
それをそのまま読んでしまったことでの、


「失格」でした。

それはそれは、大泣きしました。
上手とか下手とかその段階以下の結果に
自分をすごく責めました。


やっぱり、人間、こんな失敗は忘れないものですね。


でも、私は、高校の一番の思い出は?と聞かれたら

やっぱり、放送コンテストに向けて、
ひたすら練習を頑張ったこと、
コンテストで悔しい思いをしたこと

と答えます。
ひとつひとつ鮮やかに思い出されます。



そんなものなんです。

一生懸命頑張ったことは、
それだけ思い出も深いんですよね。



コンクールで、辛い経験をする子供たちがいると、正直、
かわいそうな経験をさせてしまったなと
思うこともあります。



でも、果たして、
長い目で見たとき、本当に
かわいそうなことなのかしら??



その子が大きくなって、
ピアノ人生を思い返すときに、

私のように、
その一生懸命したことや、
挑戦したからこそ経験できた悔しさとか
それは、貴重な財産になるはず。




だから、講師である私こそ、
どんな結果かということに恐がらず、

子供たちのいろんな感情に、
どーんとした気持ちで、
受け止めてあげられるおかあちゃんのようになってあげたいなと
最近思うのでした。