一年生の子。
弾き歌いって、大人は難しいのに
何でこんな、できるんだろう。
ピアノの先生として失格かもしれんけど
あんまし、注意したり
怒ったりしない日々が続いてます。
それより、こんな力があったんだとか
受け身ではなく、
自ら表現しようとする様子に
びっくりしたり、
歌い方に、感動したり。
ちなみに、この子は、
一段譜で、コードだけがかかれたもので、
演奏してます。
誉めることが多いレッスンです。
去年とは大違いだなー。
ぷりぷりしてたもんなー。私。
｢ちょっと！このままじゃ、間に合わんよ！｣
こればっかり考えてました。
去年は確実に
弾かせてた！
歌わせてた！
そうなんだよね。
今年は、あえて、自主性を育むことを
目標としてきたから、
あまり、手を出しすぎないようにしています。
｢ま、こんな感じでやっといて｣
ささっと、やり方だけ伝えて、
あとは、本人たちに任せます。
もちろん、
だからこその、ハチャメチャも
たまにはあるんだけど、
それも、受け身じゃないから
同じように｢こうしてみたら、よくない？｣って言われても
みんな、良い演奏のための
提案とみて、いきいきしながら、
聞いてくれます。
そう。
せんばいかん！とか、
先生がいったけん！とかではなく
良い演奏のための工夫は
重荷ではないんですよね。
自然と聞き入れてくれます。
言わなくても、
なんか、鈴の鳴らしかたひとつ、
こだわったり、工夫したり
その姿は
まさに、私がしたかったこと
私が幼い頃そうやって
遊んでいたことです。
私はあえて、遠くから応援。
本人たちだけで、解決させる。
誰かが弾けなければ、
テンポをゆっくりしてあげたり、
まってあげたり。
せーの！ってあわせようとしたり。
きっと、すごいできの良い演奏も
私が知らないところで
みんなで、あーでもない、こーでもないって、やったんだろうな。
おそらく、ひとつひとつが、
情熱大陸なみの
ドラマがあるんでしょうね。
私にとってもはじめての試みでしたが
いろんなことを学んだり
反省したりできました。
今の私をつくったのは
私ではなく、「今の自分」とは違う考え方や、
やり方をもっている人たちからの良い刺激！！な気がします。
大阪でのラテンパーカッションのセミナー、
福岡の、バーで開かれた
プロミュージシャンの、リハーサルをみさせていただくセミナー、
長崎でのおとあそび会。
プロのミュージシャンのお話を聞いて
改めて
自分がしたいことが見えてきて
ようやく、今年かたちにできた気がします。
じわじわ型なんですよね♪♪
3年前に学んだことが今頃、しっかり生きてきている感じです。
他にも全国でお会いした先生方の
影響もかなりあると思います。
長崎だけの狭い視野では
限られている可能性が、
へぇ、こんなこともできるんだ、
こんなこと、やってるんだ、
すごーい！たのしそう！！
全国を歩きわたって、
素敵な 400人の先生とお会いしただけ
あったなと、今頃改めて思ってます！
決して私一人ではできなかった今回の取り組みです。
ちゃんと、楽しもう！！
音楽を！！