自分で方法を考えさせる理由 | 長崎・長与のピアノ教室 Yunon音楽教室♪AIMEIのブログ

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長崎・長与町でYunon 音楽教室をl運営。
「AIMEI」としてオリジナルソング活動もしてます。
オリジナル教材「おとあそび」著者

音階の理解。

ハ長調の音階の学習に入った
習って8か月目の五年生の女の子。


最初習いたての頃には
平等に高さが上がる階段で
音の上り下りをしてましたが


本格的に音階となると

音階は平等な高さじゃないことを
理解していかないといけませんね。

そのまま、全全半全全全半と教えても
良いのですが、
音がどういう高さで並んでるのか
自分で調べてもらって、
つみきを、組ませました。





自分でピアノの鍵盤をみながら、
黒い鍵盤を挟んでるドからレは、(全音)
青いつみきを、ふたつ積み重ねます。

ミからファなど、お隣の鍵盤をつかってるときは、(半音)赤いつみきを、ひとつ積み重ねます。

そうすると、一段一段の高さが平等になってないことに気づきます。









2本2本1本
2本2本2本1本。


これは、ソラシドレミファソでも、
レミファソラシドレでも、
この、階段のかたちは同じだということ。

でもそのまま、白鍵だけでひいたら、
高さがこうはならないこと…。

なぜなぜ??
疑問に思わせたり
ひらめかさせたりすることが

記憶には重要です。

彼女は、勘がするどく、
すぐに、
「ソから始める音階は
高さを同じようにするためには
シャープとかを使うってこと?」って
自分で答えを
ひらめくことができました。



で、全全半~全全全半~って
歌いながら階段を上りましたよ。


あとは、鍵盤に入って
指は5本。
鍵盤は8本
3本足りないからどうしたらいいかな??

答えは簡単でも、
時間をかけて考え
常に自分でひらめかせる。

記憶のためには
とっても大事なことです。