体重を増やしたい! | 癒しと元気ブログ 東洋医学ってこんなに面白い!

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こんにちは~!

 

本日は梅雨の合間の曇り空、雨は降っていませんが蒸し暑くて不快指数はMAXです!あせる

 

さて、本日のお題ですが「え?体重を減らしたいの間違いじゃない?」と思われた方も多いでしょう。

 

いや、これで合ってます。笑

 

この梅雨時期に「体重を増やしたい」と相談に来る方がたまにいらっしゃるのです。

 

それはどんなケースかというと、ほぼ100%女性、年齢は様々ですが共通点としては、次のような項目ですかね。

 

・元々、胃腸が虚弱で下痢しやすい。

 

・疲れやすく、やる気がでない。

 

・梅雨~夏の時期に食欲ガタ落ち、体重も減少。

 

・いつも四肢が重だるい。

 

みたいな感じでしょうか?

 

患者さん達のパッと見は痩せ形で顔色が悪くて声も力がありません。

 

お話しを伺うと、梅雨時期になると元々の食欲不振が更に悪化、体重が30キロ台に落ちることもあるそう・・・

 

何とか体重を増やそうと栄養のある物を頑張って食べてもすぐ気持ちが悪くなり、胃もたれや胃の膨満感に苦しめられるといった状況です。

 

私の胃も油断するとこのような状況に陥るので、お気持ちは痛いほど分かります。あせる

 

要するに「この胃の不調を改善して、体重を増やしたい」というご相談なのですね。

 

さて、この患者さん達の胃の状態は、東洋医学的には「脾虚」となります。

 

分かりやすく言うと、「胃がめちゃくちゃ疲れてる」という意味です。

 

前回記事辺りで「胃腸は湿気に弱い」みたいな話をしましたが、梅雨の時期は外界の湿度が高くなるのでもろに胃が湿気の攻撃を受けてやられるのですね。

 

ですから、皆さん梅雨になると悪化します。あせる

 

胃の症状のことで常に悩んでいるので、厄介なことに「肝気鬱結」の状態にもなっています。

 

(西洋医学的には交感神経過緊張です)

 

これらの症状になると、当然ですが先ず消化器内科に行くのが普通ですよね。

 

しかし、胃カメラを飲んでも「何の異常もありません」ということで、うちのような漢方薬局に相談に来れれる訳です。

 

それでは、東洋医学的にはこれらの症状にどう対応するかと言うと・・・

 

長くなったので続きます。

 

 

 

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