こんにちは~!
前回の続きですというか、補足です。
他人の悩みを聞いたときに「共感はしても共鳴はしない」というのは、私がお世話になっている臨床心理士の先生の言葉です。
カウンセリングにはうちのお店以上にメンタル疾患の患者さんが相談に訪れるので、前述した心構えで心理支援をやっているそうです。
「他人を助けるのって、簡単にできることじゃありませんよ」というお言葉には、私も深く同意いたします。
短い時間で患者さんの悩みを聞いて、解決に導くように話を聞いてあげれるカウンセラーさんは本当に凄いです!
前々回の記事辺りで「他人の悩み事を聞くと体調を悪くすることもあるので、軽々しく話を聞かない方がいい」みたいなことを言いましたが、赤の他人ならいざ知らずそうはいかない場合もありますよね?
例えば、自分の親なり配偶者なり子どもが物凄く重大な悩み事を相談して来たら、自分はどうすると思いますか?
多分、悩みを聞くことが自分にとって辛くても、身を削ってでも話を聞くことでしょう。
自分の大切な家族の悩み事は、その当事者だけでなく自分にとってもかなり辛いこととなります。
うちのお店の場合ですと、不登校などの問題を抱えたお子さんがいらっしゃるのですが、そのお母さんがお子さん以上に疲弊しています。
24時間考えることは「子どもの病気のことばかり・・・」となり、お母さんの心身の状態も悪化していくのです。
冷たいことを言っているのは重々承知の上なのですが、ここでお母さんは「辛いよね・・・」と子どもに共感を示しつつ、一方では状況を俯瞰して見てほしいと思います。
一人が川でおぼれた時、もう一人は陸上にいないと助けられません。
特に母と子どもの関係だと苦しい気持ちは共鳴しやすいので、注意が必要です。
こういった場合、親子とも気が詰まった肝気鬱結状態なので疏肝剤を出しつつ、鍼灸や整体、気功で直接的に気を流すことをお勧めしてます。
上手な先生なら気の詰まりを取って邪気を流してくれるでしょうから・・・
私が月イチで鍼灸行っているのは、一ヶ月間で溜まった邪気を流してもらうためでもあるんですよね。
とにかく、重すぎる悩みは一人で抱えると自分まで体調を崩しますので、適切な専門機関にも相談し頼ってもいいと思います。
解決方法は必ずありますので・・・
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