こんにちは~!
前回の続きです。
とは言っても、今回は私が施術を受けた話ではありませんが・・・
私はうちのお店の患者さんをたまに私が通っている鍼灸院に紹介することがあります。
脊椎の歪みが原因と思われ、漢方よりも鍼灸で脊椎を調整した方が適切という場合ですね。
(以前は推拿や気功の先生にも紹介していたのですが引退してしまったので)
そして、私が施術に行った日にご紹介した患者さんのご様子を伺ったりします。
私「この前ご紹介したAさんは良くなりましたか?」
先生「はい、だいぶ良くなりましたよ」
その答えを聞いて「よかった、よかった」と思っていたところに、そのAさんから「漢方薬が切れたので・・・」と、うちのお店に予約が入りました。
Aさんのご来店当日!
「では、同じ漢方薬を出しておきますね。そう言えば、鍼灸はいきました?具合はいかがですか?」
と、Aさんに質問してみました。
Aさん「症状がなくならないので違う病院に行くことにしました。」
てっきり、「良くなりました」の答えが返ってくると思った私は驚きつつもAさんに再び聞いてみました。
私「あれ?症状が全然なくならないんですか?」
Aさん「3回鍼灸に通いましたが、症状が2割ほど残っていて完全に治らないので・・・」
いやいやいや、数年間病院に通って「原因不明」とか「治療法はありません」と言われた症状が3回施術しただけで8割消失したということですよね???
これは、鍼灸の先生の治療がかなり良かったということなんですが、患者さん的には治療に100%を求めてしまうんでしょう。
(このケースは別に珍しいことではありません)
私も「もったいないな~」と思いつつも、こういう場合は患者さんの意志を尊重します。
ある治療を受けて症状が改善してきた場合は、その治療が適切だということです。
その治療を継続していれば症状が回復していく可能性が高いのに、多くの人が途中でその治療をやめて他の治療に変更します。
(そして、変更した治療もしばらくすると他の治療に変更すること多し)
回復するスピードは人それぞれですが、その治療で少しずつでも改善しているのであれば根気よく続けた方がいいですね。
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