山形県酒田市にあります
海向寺です。

鐘撞堂です。

 

海向寺 鐘撞堂


境内は高い場所にあり、
街を一望できます。
ここが本来の入口なのですが
駐車場から来ると
逆から来ることになります。

粟島水月観音堂です。
ご本尊 粟島水月観世音

 

海向寺 粟島水月観音堂


子育地蔵尊です。

 

海向寺 大師子育地蔵尊


砂高山海向寺、本堂です。
ご本尊
胎蔵界大日如来(湯殿山大権現)

宗派 真言宗智山派

庄内平和観音 第七十五番札所

 

海向寺 本堂

 

由緒
海向寺八世の鉄門海上人が
文政年間(1818~1829)、
新潟へ布教の帰り、
粟島で難産に苦しむ
ご婦人に平癒祈願をしました。
その後、体が安泰したので
秘石・粟島水月観世音を授かります。
この観音堂はこの秘石を奉安したのが
始まりとされています。

 

海向寺 m


本堂左には
即身仏堂があります。

 

海向寺 即身仏堂


ここには忠海上人
(中興第一代目住職、入寂1755年)、
円明海上人
(同九代目住職、入寂1822年)
がおられます。
忠海上人は神社の形をした
厨子に奉安され、
円明海上人はお寺の形をした
厨子に奉安されております。
本来はここに奉安されるのは
一体だけの予定だったそうですが、
何かのハプニングで
海向寺に二体奉安される
ことになったそうです。

廃仏毀釈の時代には
多くの寺が焼き討ちに
あったりしました。
他の即身仏が奉安されている
大日坊 も焼き討ちに遭い、
三体の内二体が
焼かれてしまいました。
焼かれずに残ったのは
遺言で別の場所に
移してくれと頼んでおいた
真如海上人のみでした。

この偶然も何かの意志が
働いたのだと思います。

円明海上人土中
入定の地です。

 

海向寺 入定地


海向寺裏口正面には
おくりびとのロケ地がありました。

 

海向寺 ロケ地