鍵谷カナさんとまきのさん | 丘に吹く風

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[癒しの丘ブログ]
整体師の私の日常のこと、
景色の写真やグルメ写真などを綴っています。


今日は仕事の後は実家へ行って、父の食事と整体をして帰りました。
その間を縫って桜見物。見物といってもほんの2~3分。


ここは西垣生町の鍵谷カナ堂。

伊予がすりの創始者、鍵谷カナさんを祭ってる御堂です。たしか命日の5月28日には毎年鍵谷祭りがありました。私の誕生日の一日違いだったように記憶します。



設計はかの木子七郎氏が手掛けたとされてる八角のモダンな御堂です。



こちらも毎年綺麗な桜が咲いてます。



残念ながら、普段は門の中には入れません。

塀の外から撮りました。



鍵谷カナさんの胸像は年期が入っていますね。

昔は西垣生町は機屋さんが多くありました。同級生宅も絣を織っていて、藍の亀壺みたいなのがあって、落ちないように工場で遊んだりした覚えがあります。



鍵谷堂の奥には私が通った保育園があります。今は園長先生も代替わりしていて、先日マラソンに一緒に行った人のお友達が園長先生なんだそうです。

時間があれば見に行ったんだけどな。



さて、

ところ変わって、先日の高知の仁淀川町のひょうたん桜を見た後の話です。



ひょうたん桜を見ていたらお腹が空いたので、どこでランチするか検討しました。

こういう時も無計画な私です。

オムライス街道に行ってみようかと思ったら、そこから40分もかかりそうなので諦めて、

そうだ佐川町へ行って、ついでに牧野公園にも行ってみようやということになりました。

佐川町でランチと検索すると、中華料理屋さんとか、この前行ったラーメン屋さんとかが出てきたけど、

せっかくなので高知らしい食べ物を食べたい。

友達が役場の近くのお店で、この辺りで美味しいお店は?と聞いてくれたら、その中華料理屋さんを教えてくれたらしく、ボリューミーで美味しいからオススメだと言ってもらったそうな。

またいつかそこにも言ってみたいけど、この度は他を考えた。

牧野公園の近くに、「まきのさんの道の駅 佐川」という道の駅があって、そこで食べられると分かったので、そこに行ってみました。

春休みだからか、人がいっぱいでした。駐車場はなんとか停められて、早速中に入ってみました。

まだ新しい建物ですね。

その中の「西村商店」というレストランは広いけど満席状態。 聞いてみると59人待ちという。

どうするか? 普段は待てない私なんだけど、この際せっかく来たので、待つしかない。

電話呼び出しもしてくれると言うので、待ってる間にすぐ近くの、古い歴史のある佐川町を散策することにしました。多分1時間は待つだろうと、車で移動さしました。



途中の信号待ちで、ふと横を見たら、面白いカフェ?が。閉まっていたけど、古い建物を再利用したガラス窓に、メニューが書かれていたんだけど、地乳チャイというものがあるみたいです。ぢちち…ちょっと気になります。



観光客用の駐車場があって、すんなりタイミング良く空いて停めれました。

平日でもまあまあ人が訪れていました。土日だとすごい人でしょうね。



まずは足が向くままに。



旧浜口家住宅に入ってみました。こちらはカフェになってるようです。

お腹空きすぎて、ここでうどんでもいいかもと、一瞬思ったんだけど、いやいや気を取り直して、裏庭へと回ってみました。



手入れが綺麗にされているお庭がありました。



そのお隣には、青山文庫という博物館がありました。

図書館かと思ったら違うのですね。


坂本龍馬・中岡慎太郎・武市瑞山らの維新関係資料や、江戸時代に佐川の領主であった土佐藩筆頭家老深尾家の資料などを展示している博物館です。 
幕末維新の生き証人であった、佐川町出身の元宮内大臣田中光顕(みつあき)が収集した志士たちの書状や画などの遺墨コレクションを中核に、主に近世・近代の歴史資料を収蔵しています。 


以上、コピペさせて頂きました。



銅像は、廣井 勇という人物像で、港湾工学の父と呼ばれた人で、日本の土木工学の偉人だそうです。




中も自由に見学出来ます。



明治の頃の様式の建物でした。




佐川町は小さな町だけど、歴史ある町なのですね。

初めて訪れました。牧野富太郎さんの生誕の地で、朝ドラの舞台になった町なので思い入れがあります。



あちこちに牧野さん



酒蔵会社の横を通ると、酒粕のいい匂いがしました。

お酒の町でもあるのですね。



そのまま進んでいくと、偶然にも、牧野富太郎さんの生家に辿り着きました。

屋号が岸屋さんになってました。



「らんまん」は本当にいいドラマでしたね。まだロスになってる人は少なくないかも。



牧野さんの歴史が年表で紹介されていました。



ドラマでは革の胴乱だったような。本物はアルマイト製かな?



自筆の原稿用紙を読んでいた時に電話呼び出しがありました。



意外に早く順番が来てしまいました。少し後に回してもらって急いで道の駅に戻りました。



広々とした木の空間で、座席はかなりありました。

2時近くなってたので、きっと一気にお昼のお客さんが入れ替わったから早かったのかも。



外にはテラス席もありました。

今は暖かいからテラスでも良いですね。



さて、メニューがたくさん。たくさんあると迷いますね。

迷ったあげく、やはり高知らしい食べ物に決めました。運ばれてるニラ玉定食もめっちゃボリューミーで美味しそうでした。佐川町はニラの産地でもあるそうです。



はい、ドーン!

カツオのタタキが、まさかの活き造りでやって来ました。

天ぷらや小鉢も付いて、ご飯もたんまり。

すごいボリュームです。



カツオのタタキが新鮮でめっちゃ美味しくて、以前ひろめ市場で食べたのよりも数段美味しく感じました。

これで2080円也! 安いです!

他の定食もどれもすごいボリュームでした。またダンナさんも連れて行ってあげたいな。



産直コーナーでお土産を買いました。

採れたての、ゆめのかいちごを買って帰って、帰ってから整体に来る妹にも分けてあげました。

真っ赤で美味しそう!



高知と言えば芋けんぴ。

今回は芋せんべいにしてみました。 私は細切りの芋けんぴよりも、せんべい型の方が好きなんです。



ゆめのかいちご、艶っつやで甘くてほっぺが落ちそうでした。



食べ終えて、お土産買っていたら、帰りの時間がオーバーしちゃって、妹との約束の時間に間に合わないので、牧野公園はまた次回のお楽しみにして帰ることにしました。

佐川町の街並みもまだ一部しか見てないし、今度はもっと早くに出発して、一日たっぷり巡ってみたいと思います。