ほんとは叔母の家からも近いし、帰りに寄ろうと思っていたんだけど、ポツポツと雨も降り出したので、先に見に行くことにしました。
背景が曇っているので、梅の花の色もはっきりとはしませんでしたが、今は五分咲きくらいでしょうか。
例年よりもやはり寒いので、開花が遅いそうです。
花がよくついた枝を狙って写真を撮りました。
白梅の方がどちらかといえば咲いていたように思います。
梅まつり会場の入口で物産展をされていたので、なにかいいものはないかと見せてもらいました。
お天気が悪い平日の午前中だからか、お客さんはほとんどいませんでした。
去年はコロナで梅まつり自体が中止でしたが、今年はウィズコロナなのか開催されています。
七折梅で出来た製品がいろいろ並べられていました。
七折の梅干しはうちのダンナさんが自分で漬けたものがあるので、他の物はと見てみたら、
春泰堂さんの美味しい福梅が売られていたので、自分ち用とお土産とを買って行きました。
白餡に七折の梅が入った美味しいお饅頭です。
叔母に持って行ったら、春泰堂さんの砥部のお店が閉店したから、なかなか買いに行けなかったのでとすごく喜んでくれました。
他に何故か韓国の海苔巻きキンパも売られていたので買いました。キンパはまっています。
珍しいものに蕗の奈良漬けもあったので初めて買ってみました。ご飯のお供に歳をとるとこういうものがよくなりました。
砥部からいつも見る山の景色ですが、今日は何も見えませんでした。
ここからの石鎚山を見るのも毎月の楽しみなので、なんか寂しかったです。
さて、
今日もお昼ご飯はちらし寿司を作ってくれました。
春らしく菜の花のおひたしが美味しかったです。
オヤツは、整体を受けに来てくれた叔母のお友達の差し入れのミスタードーナツです。
春限定?の桜のポンデリングが、外も中も桜色で、味も桜の風味で美味しかったです。
可愛いチョコもいただきました。
整体して、お昼ご飯やオヤツもいただいて、お土産にはお友達が持ってきてくれた野菜もうちに無いものをどっさりいただいて、夜ご飯用にもお寿司をお土産にしてくれて、至れり尽くせりの月いちの出張整体の一日でした。
そして帰りは、もう一件行きたかったところへ寄って帰りました。
砥部町の生涯学習センターの愛媛人物博物館というところでただ今開催している「河野兵市」さんの偉大な功績や遺品などを紹介している企画展です。
写真撮影は禁止のところ以外は大丈夫で、SNS投稿も大丈夫だと了承得ています。
河野兵市さんは北極点到達成功された後に、たしか長男が中学生の時に、学校で記念講演に来てくれて、父兄も河野兵市さんの貴重な体験談を聞かせてもらった思い出があるんです。
その時の印象はとても話が面白くユーモアたっぷりな人だということです。
冒険家というのは、たった一人で臨むことが多いけど、何故かおしゃべりな人が多いような気がしますが、
海洋冒険家の白石康次郎さんしかり、登山家の野口健さんしかり、松山出身のオーロラ写真家の松本紀夫さんも流暢に話が上手です。
孤独との戦いの反動なんでしょうか?
子供の頃から大人になるまで、伊方町のみかん畑で鍛えられた強靭な体のことや、自転車で日本一周をしてから冒険に目覚めたことなど、たった1人での北極点到達までの苦難などを、とても面白く話してくださったことを覚えています。
あの時、極地での排泄のことを面白ろ可笑しくそしてマジメに話されたことが一番頭に残っています。あの方が今はこの世にもういないのですが、改めてとても偉大な人だったのだと思いました。
普通の人間には見ることのない世界を、命をかけてこうして残して見せてくれて、感動以外なにもありません。
北極点到達に鯉のぼりを掲げるのが夢だったらしく、それは5月5日到着目標だったからだそうです。
2日早い3日に見事成功されたんですね。
心に残ったインタビュー記事があったので掲載しますね。
平成13年にお亡くなりになった訳ですが、北極点到達の平成9年までの軌跡を展示されていました。
それ以降の軌跡については、いつかまた展示されるといいなと思います。
企画展は3月13日までとなっています。
梅まつりと共に足を運ばれてはいかがでしょうか?