4~5日前、仕事で500Kmほど離れた町へ出かけることになった。


列車にしようか、バスにしようかなどと迷ってみたが、今回はバスを利用することに決めた。


大きな理由は、予約がほとんど要らないことである。列車や飛行機は事前に予約が必要である。


その点、バスは沢山出ているので、その日の2時間前でも直前でも買うことができる。


値段もまあまあである。  寝台付のバスを紹介しよう。


実は列車のそれよりズーッときれいで、楽でもある。 上下2段になっており、各列は3人というか3つのベッドで構成されている。


二人用(ダブルベッド)と通路を挟んでシングルがある。 幅は90Cm(弱)ほどあるから、ダブルではその倍だから横になっても寝られそうである。


私は行き帰りとも、ダブルの個室(通路側はカーテンだが)をもらった。 


たまたま隣のベッドは、誰も来なかったので(空席)ゆったり寝むれることができた。


柔らかめのマットレスと毛布が付、天井も比較的高く、冷房の噴出し口も一人当たり4個もついている。


午後9時出発して、翌朝6時には到着するので、貸切の空間でゆったりすごすことができる。


費用は冷房車なので600Rsほど、日本円で1200円で済むので、快適、安上がりでもある。

幾日か前の新聞に交通事故による死者数が発表された。


去年(2010年)にインド国内で交通事故によりなくなった人は、107、138人だった。


死亡者が多い順に並べてみると下記のようになる。


1位はアンドラプラディッシュ(AP)州の15441人、


2位はウッタールプラディッシュ(UP)州で14320人、


3位がマハラシュトラ州で11299人という。


死亡者は100件当たり24.5人だという(2008年の資料で)ので、


それを2010年に当てはめれば、死亡者の4倍、約50万人近い人身事故が起きている計算になる。

 

前回のブログで書いたように、インドでは事故にあっても助けてもらえない可能性があるので、


日本からの旅行者は特に気をつけてもらいたい。 


だいぶ前だが、知人が小型乗用車を運転中にバスと正面衝突して死亡するという事故があった。


 裁判ではぶつかる直前に(何らかの病気で)死亡していたので、亡くなったのはバスのせいではない。 


なんてやり取りしていたと聞く。 どんな理由を付けられるのか本人は死んでしまっているので応えようが無い。


 賠償金を払いたくないバス会社は優秀な弁護士を用意して責任を逃れようとする。


ちなみにそのなくなった友人が体につけていた時計や財布などは現場から持ち去られ、


家族には戻ってこなかったという。

「見殺しだ!」 車にひかれ放置の2歳女児、事故9日目に死亡 処罰検討も 中国仏山

こんな記事があった。 中国はなんて薄情な人たちだろう、、、こんな思いが浮かぶ。


実は、恥ずかしい話だが、私の好きなインドでも同じことがおきている。


インド、中国は、共に人口が10億を超える大国である。


そこで、同じようなことがおきてるといっても信じがたいであろうが、事実である。


 中国では、助けた人が、加害者として裁判に掛けられてしまうということがあるからだという。


インドも同じようなことがある。 見て見ぬ振りをしなくてはならないという事情がある。


それはなぜか、、。たとえば事故や事件を見てしまったり、助けてしまった場合、


その場では、よくやったとほめられたり、新聞に載ったりするが、当然、その後、裁判で証人として呼ばれることになる。


その時、何らかの理由で、警察に呼ばれたり、裁判所に出頭しなかったり、連絡が取れなかった時など、


警察から指名手配されたり、逮捕されたりするからである。 忙しかったなんて言い訳は通じない。


裁判がある数年間は出国(帰国)できなくなったり、常に裁判の進行によって行動やビジネスが制約されたり、


海外出張などもできなくなるなど、生活やに差しつかえることになるからである。


 そんな訳で、インドでは、人を助けたり、事件を目撃したりしたら、見てみないふりをする。


あなたでない、誰かが、警察に通報してくれるのを願ってとおり過ぎて欲しい。


中国もインドも、助けたその後、大変な問題が降りかかる、、という点では共通してる。