ルクセンブルク(ソムリエ/ワインエキスパート試験対策) | ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️

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出会ったワインを勉強も兼ねてちょっと深掘り。
毎日、ワイン開けるわけではないので、ないときはソムリエ/エキスパート試験対策や日本ワイン検定の話も織り込んでいきたいと思います。

ルクセンブルク

ブドウ栽培面積1215ha ワイン生産量8.8 万hl

国土面積は神奈川県と同程度

人口100万人あたりのミシュラン星付きレストランは日本に次いで2番目の数

国民一人当たりのGDPは世界一

大陸性気候の影響を含んだ海洋性気候

西をフランスと接し、東はモーゼル側を挟んでドイツと接する

→ワイン産地はモーゼル側左岸

 

ワイン生産の形態

独立したワインメーカー51社 生産量シェア30%

ネゴシアン(自らワインも生産)4社  生産量シェア15%

協同組合(自らもワインを生産するネゴシアン4社と、ブドウ栽培家234抱え、6つの醸造施設をもつ協同組合) 生産量シェア50%以上を占める

 

主なブドウ品種

リヴァネール21% ピノ・グリ16% オーセロワ15% リースリング13% ピノ・ブラン13%

 

ワイン法と品質分類

2015年に新A.O.P.を導入

 

コート・ド

 調和のとれた日常ワイン

コトー・ド

 グレーヴェンマッハ地区の貝殻石灰質かレーミッヒ地区の粘土質泥灰岩のコイパーの特徴が表現された優良な畑のワイン

リューディ

 最上の畑のワイン、手摘選果、最大75hl/haの収量制限

 プルミエ・クリュ、グランド・プルミエ・クリュの格付け併記可

 

スパークリングワインの品質基準

クレマン・ド・ルクセンブルクの品質基準(下記)を踏襲

手摘み

全房圧縮

搾汁は150kgのブドウから100ℓまで

瓶内二次発酵

最低9ヵ月以上の熟成

デゴルジュマンによる澱の除去

二酸化硫黄含有上限150mg/ℓ

残糖50g/ℓ以下

*2016ヴィンテージから瓶内熟成24ヵ月以上のものに”ミレジメ”呼称使用可

2021年からAOPワインとクレマン・ド・ルクセンブルクに新しいロゴとボトルキャップを義務付け

 

ワイン産地

ルクセンブルクの南東のモーゼル川左岸、シェンゲン村からヴァッセルビリグ村までの約42kmにわたる流域で生産

北部

グレーヴェンマッハを含む5つの産地が教本地図にあります

南部

レーミッヒ以南に3つの生産地が教本地図にあります

南部に多くみられる土壌はコイパー