梅雨時期は自律神経が不調になりやすいです。
頭痛、不眠、疲れ易い、動悸、めまい、気分の不調など人により様々な症状がこの時期でます。
皆さん どうされてますか?
医療的な方法を二つご紹介します。
<ハーブを使う方法>
朝は交感神経を刺激して 夜は副交感神経( 迷走神経 )によって神経の鎮静をはかりましょう。
朝は交感神経を高める活動性を上げるハーブを使いましょう
ローズマリー
レモングラス
レモン
などが一般的です。
朝にスプレーしてトイレや洗面所でにおいをかぐ
朝にシャワーする方は浴室の床やシャワールームにまいてしまうなどもイイかもしれません。
夜は副交感神経( 迷走神経 )に効果があり鎮静作用のあるハーブを使いましょう。
ラベンダー
ネロリ
オレンジ系(オレンジピール、ビターオレンジ)
などがあげられます。
枕カバー、ピローケースや掛け布団の端にスプレーするのが良いかもしれません。
面倒な方はセットの商品を利用するのもイイかもです。
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朝にシャキと起きて夜はグッスリ眠るのにハーブを利用してみましょう。
<漢方を使う方法>
自律神経の不調に効果のある漢方の例は下に紹介してあります。
症状や体質によって選択していきましょう。
※桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
向いている体質: 体力がなく人で疲れやすい方
ストレスによって神経が高ぶったり、また消耗している状態に効果のある漢方薬です。
自律神経の不調の中でも不安が強く、神経的に疲れている患者さんによく使われます。
*柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
向いている体質: 精神不安、動悸、不眠などある方
血圧が高めや、比較的体力がある方に用いられる漢方薬で、血圧の低い方や体力のない方には向かないかもしれません。
神経が過敏になっていて、動悸や不眠が強い自律神経の不調の患者さんに使われます。
*半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
向いている体質: 気分がふさいで、咽・食道部に異物感があり、動悸、めまい、嘔気などのある方
気がとどこおる「気うつ」の代表的な漢方です。
何かがつかえた感じ、喉の違和感に使われます。
息苦しさや、胸や咽に違和感があるような自律神経の不調の患者さんに使われることが多いです。
※加味逍遥散(かみしょうようさん)
向いている体質: 体質虚弱な女性の方で、肩こり、疲れやすく、精神不安などの精神神経症状、便秘のある方
不安や緊張、イライラを鎮めるだけでなく、血の巡りを改善する作用があるため、月経トラブルや更年期にもよく使われています。
体力が低下していて冷えのある、女性の自律神経の不調の患者さんに向いています。
ぜひ外来にてご相談ください☆☆