11月14日の岩手日報朝刊第一面に載りました! 岩泉に列車ホテル 町に善意のブルトレ、来夏開業 | NPO法人岩手未来機構のブログ

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 岩泉町は来年夏にも、同町乙茂のふれあいらんど岩泉に「列車ホテル」を開業する。昨年3月に引退した寝台特急「日本海」の寝台車3両を譲り受けることになり、東日本大震災被災地で不足している宿泊施設として活用することにした。地域振興の呼び水として期待は大きく、町は今後スポーツ合宿誘致などに力を入れる。子どもらに喜ばれる施設となりそうだ。

 JR岩泉線の廃線が決まった同町に、交流人口拡大をけん引する新たな列車がやってくる。盛岡市のNPO法人岩手未来機構(木村要一理事長)から日本海の車両3両の寄付を受けることになった。

 同法人は復興支援の一環と位置付ける。震災により沿岸部で宿泊施設不足が深刻と知り「寝台列車であればすぐに宿泊施設として利用できる」と考えた。今年3月、JR東日本から車両を購入した。

寝台特急「日本海」 東海道本線、北陸本線、羽越本線などを経由して青森と大阪を結んだ。急行として1947年7月に運行開始し、68年に特急列車化された。希少価値がある青色車体の「ブルートレイン」として高い人気を誇ったが2012年3月17日のダイヤ改正で運行を終了した。