エッセ L880Kコペン 純正シート流用 | IWASOK綜合車輌

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フェアレディZ(Z33)とエッセ(L235S)とCBR250RR(MC51)を整備したり走らせたりするカーライフと鉄道中心のブログ
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Z33//エッセ/CBRについては「車両紹介」カテゴリでご覧ください。

L880Kコペン純正シートを流用取り付けしました

バケット形状でホールド感もかなりあります。
純正ブラック内装とのマッチングも⭕️

センターコンソールの見え方を比べてもらえればヒップポイントがかなり下がってることが分かると思います。



こちらがecoグレード純正シート

交換前 低グレード用ペラッペラの純正シート


運転席側は表皮もややお疲れ気味でシワも寄ってました。


定番流用みたいな雰囲気で語られてますがDIYレベルでの加工は困難を極めました。


まずはシート取り外し。こちらはボルト4つで止まってるだけなので簡単に外せます。

シートベルトのセンサー線取り外しもお忘れなく。



エッセシート・コペンシートそれぞれのシートレールからステーを無理矢理取り外します。その数16個。


全てリベット&溶接で止まってますので強力かつ何本ものドリルでリベットを破壊しながら、貫通ドライバーとハンマーで溶接を剥がす作業から始まります。






破壊工程

これを16個やります。

これだけで半日かかります。


コペンのシートも同様にグリグリ取ります。

というよりリベットの頭を全て鉄粉に変換して、この世から消します。

下手にサンダー等で頭を切ろうとするとバリにより余計抜けなくなるのでドリルでこの世から抹消します。

ステーが外れたら、(午前からやってもう夜です)エッセのステーを車体に戻してコペンのシートを当てがい、レールに空いている穴にボルトを通せるようにステーに開ける穴の位置を確認します。

コペンのシートにはM8ボルトを通せる程度の穴が空いているので、エッセのステー側に同程度の穴を開けてボルトで固定します。



ステー穴あけ工程


リベット穴をそのまま広げるだけの箇所もあれば、ずらし穴を開ける箇所もあるのでボール盤で開けてもらいました。至近距離にずれた穴を開けるのは職人技です。


運転席右後ろと、助手席左後ろはどうしてもステー穴が合わなかったため汎用のL字ステーを代用しています。強度的にもう少し改善したいです。

車検は怪しいポイントです。




先に助手席に着けた結果、レール調整幅が後方にずれて運転席だとペダルに足が届かない可能性があった為運転席はシートレール後ろ寄りの穴を使用して車体前寄りに取り付け。
(画像では運転席の方が後ろに調整されてます)

純正ながらスポーティで、かつ普段乗りも長距離も気楽で気に入ってます♪
コペン純正ステアリングと併せて、内装に少し高級感が出てきます(もともと最低レベルですが)