静岡県清水港を視察 | 岩手県議会議員 岩崎友一 オフィシャルブログ

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岩手県議会議員 岩崎友一(いわさき ともかず)オフィシャルブログ

 

おはようございます。昨日は私が会長を務める岩手県議会港湾議員連盟の視察で静岡県の清水港を視察しました。

 

 

清水港は日本のほぼ真ん中に位置しており、横浜港、名古屋港といった国内一、二を争う港湾に挟まれた立地条件でありますが、海外定期航路の誘致、コンテナターミナルの拡充・整備に併せて荷役体制、港湾利用料金の低減などの取り組みにより、利用拡大を図っています。

 

 

また、中部横断自動車道の全線開通により、山梨県や長野県方面からの集貨拡大が図られている状況です。

 

 

更に、富士山を仰ぎ、美保の松原に囲まれた日本三大三港の一つであり、クルーズ船の寄港も多いことから景観を生かした公園、ヨットハーバーや大型観光商業施設などの整備を行い、みなと色彩計画により、景観に調和した港湾整備が進められているのが特徴です。

 

 

釜石港のコンテナの年間取扱量が最高で1万TEU弱ですが、清水港は50万TEUを超えていることもあり、港が躍動しているのが印象的でした。

 

 

また、道路網の整備がもたらす効果も注目すべきです。中部横断自動車道の全線開通により、今後、更なる飛躍が期待されるところであり、本県においても震災後、三陸沿岸道路や釜石~花巻間、宮古~盛岡間の横軸も整備され、有効的に活用していかなければなりませんが、静岡県の2倍の面積を有する本県では全県を俯瞰する更なる道路網の整備の必要性も感じたところです。

 

 

昨日、視察にご同行いただいた静岡県の職員の方の中には、東日本大震災津波からの復旧・復興の過程において、応援職員として岩手県に派遣され、大槌町の防波堤の整備にご尽力いただいた方もおられました。

 

 

改めて、当時のご支援に感謝を申し上げ、こういった自治体間の連携を能登半島地震の復旧・復興にも生かしていかなければならないと改めて強く感じた視察でありました。

 

 

今日はこれから横浜市に移動し、横浜港を視察します。