こんにちは。岩手県議会東日本大震災津波復興特別委員会、昨日の午後は宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村の復興の現状と課題について首長の方々と意見交換を行いました。
委員会としては、令和元年に沿岸各市町村の担当者との意見交換を行ったところですが、首長さん方との直接の意見交換は震災後に行ったのみであり、この間、いくつかの首長が変わったことや発災当時の被害の大きさによって市町村毎に残された課題も変わってきていることから、今回、このような場を設けさせていただきました。
意見交換会では、空き室が増えている災害公営住宅の利活用の在り方や産業・経済の低迷、コミュニティーの形成支援、日本海溝・千島海溝沿い巨大地震への対策、災害援護資金貸付金の償還期間の延長や免除措置の明確化、震災の風化防止、漁業・水産業の強化、人口減少対策等、多くの課題について取り上げていただきました。
この13年を振り返ると、台風災害、コロナ禍があり、また昨今の物価・資源高騰も相まって課題も複雑化してきておりますが、委員会としてしっかりと課題を取りまとめ、復興の完遂に向けて一丸となって取り組んでいきたいと思います。