攻めの農林水産業を。 | 岩手県議会議員 岩崎友一 オフィシャルブログ

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おはようござます。先週の予算特別委員会の農林水産部の審査において、質疑を行いました。

 

 

はじめに、今年2月25日~28日にかけての大雪、暴風による被害状況を確認しました。農業分野では農業用ハウスを中心に、また、水産分野では漁船や養殖施設に甚大な被害が出ております。また、漁港施設関係でも防波堤の倒壊などの被害が報告されております。漁港施設の調査率はほぼ終了とのことですが、農業・水産分野では調査率が50%前後とのことでありますから、早期の調査及び復旧に向けて、努めて欲しいと思います。

 

 

第一部、農業分野の質疑ではジビエ事業の横展開とGI登録後の販売戦略について取り上げました。ジビエ事業は全国的に成功例が少ないことで有名ですが、現在、大槌ジビエは着実にブランド化を進め、数少ない成功例として成長しています。県内でも複数の市町村や事業者が関心を示していることもあり、横展開について県にもしっかりと後押しをして欲しいと思います。

 

 

また、本県は全国でもトップクラスのGI登録を受けておりますから、優位性を活かした積極的な販売戦略の立案と推進を通じて、生産者が報われるような取り組みに期待をしたいと思います。

 

 

第2部、林業・水産分野では、県内での生産が確立されたギンザケの卵の出荷状況や今後の展開、磯焼け対策に対する県の広域的な更なる支援の必要性、水揚げが増加している鰆など、魚種転換に対する県の関わり方について取り上げました。

 

 

気候変動に伴い、農林水産業の置かれている状況は厳しい中にありますが、変化をチャンスに変える攻めの姿勢が重要であると思いますから、私自身も学びを重ねながら、具体的な取り組みの提案・提言につなげてまいりたいと思います。