わらび粉・わらび餅による地域活性化の取り組みについて調査 | 岩手県議会議員 岩崎友一 オフィシャルブログ

岩手県議会議員 岩崎友一 オフィシャルブログ

岩手県議会議員 岩崎友一(いわさき ともかず)オフィシャルブログ

 

おばんです。1月30日、葉たばこ・地域特産作物振興対策議員研究会の現地視察2か所目は西和賀町を訪問し、わらび粉・わらび餅による地域活性化の取り組みについて調査を行いました。

 

 

わらび粉はわらび根茎から5%しかとれない希少なものです。西和賀町で生産される西蕨粉は、わらびの根茎の掘上にはじまり、洗浄、ろ課・精製、沈殿を数回繰り返したのち、乾燥を行いわらび粉として仕上げます。さらに1年かけて貯蔵し、デンプンを安定させて完成します。

 

 

非常に手間のかかる作業ですが、そのような工程を経て出来たわらび粉を使用したわらび餅は、とても柔らかく全国最高級と言っても過言ではありません。現在、西和賀町では3件の菓子店がそのわらび粉を使用し、わらび餅を製造しておりますので、是非、一度、頬のとろけるわらび餅を味わっていただきたいと思います。

 

 

視察の前日となる1月29日には、西わらびが農林水産省のGI登録を受けたところであり、丁度いいタイミングでの視察となりました。

 

 

県内では、既に私の地元の甲子柿をはじめ、前沢牛や二子さといもなどがGI登録されており、西わらびの登録は8例目となります。GI登録により、更なるブランド化や輸出強化など、登録を契機に生産者が報われる体制の構築に努めてまいります。

 

 

農業と言えば、水稲や畜産など大きなイメージをもたれる方も多いと思いますが、県内各地で多くの地域特産物が生産されております。こういった分野にも注目しながら、本県の農業を盛り上げていきたいと思います。皆さんの応援も宜しくお願いいたします。