総務委員会の視察調査で二戸市へ | 岩手県議会議員 岩崎友一 オフィシャルブログ

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こんにちわ。昨日は総務委員会の視察調査で二戸市に行ってきました。
 
 
岩手県内の圏域別製造品出荷額は県北が最も少ないのですが、出荷額に占める繊維や食料品の割合は高いことから、二戸市の㈱三和ドレス二戸工場と㈱小松製菓北のチョコレート工場を視察いたしました。
 
 
(写真は㈱小松製菓の北のチョコレート工場2doorを視察しているときの様子です。2doorは二戸という意味です。)
 
 
㈱三和ドレス、㈱小松製菓は従業員数がそれぞれ180名、270名と地元の雇用創出にも
大きな役割を果たしており、また従業員のほとんどが若い女性であるというのが特徴的です。
 
 
㈱三和ドレスは企業内技能訓練を取り入れ、技能五輪の国内・国際大会で入賞者を輩出する高い技術や技能をもとに、高級婦人フォーマルスーツなどを生産しており、この間、大手企業の主要受注企業として実績を積み上げております。
 
 
また、㈱三和ドレスを含む県北地域の縫製業者が集まり、北いわてアパレル産業振興会を立ち上げ、会員相互の交流・連携を深めながら、関連企業、学校、産業支援団体、行政が一体となった取り組みを進めるなど、県北地域のアパレル振興に向けたさまざまな活動も行っております。
 
 
㈱小松製菓は県民の皆さんにゆかりの深い南部せんべいやチョコ南部を製造、また洋菓子店タルトタタンを運営している会社です。会社独自の年金制度の創設や育児休業後の職場復帰率100%など、福利厚生の充実が素晴らしい会社でありました。
 
 
全国的に首都圏と地方の格差が広がっているように、岩手県でも県央・県南部と県北・沿岸部の格差は広がっております。
 
 
県議会でも県北・沿岸振興のための議員連盟を立ち上げて活動しておりますが、岩手県の発展のためには県北・沿岸地域の振興・発展が不可欠ですから、それぞれの文化や地理的優位性など、あらゆる可能性を生かしながら、活力ある県北・沿岸地域をつくるために努めていきたいと思います。