最近続けてL880K COPEN のエンジン不調トラブル!!
1台目は、エンジンの吹け上がりが悪くて力無く・・・
原因は、L880Kあるあるのターボパイピングの経年劣化による亀裂によるターボブースト圧漏れ!!
ブースト圧を測定すると明らかにブースト圧が掛からない!!この個体の場合はインテークコネクトパイピング
と言う部品のインタークーラーで出口付近の亀裂からのブースト圧漏れでまるで力の無いNAエンジンの様な・・・
断熱シートでカバーされているので直接目視は出来ませんが、カラ吹かしでなんとなく膨らむ様でしたら要点検!!
二台目のエンジン不調は、1台目と程ではないですが、力が無いのと吹け上がり時のバラバラ感が・・・
やはりインテークコネクトパイピングのインタークーラーで出口付近の亀裂からのブースト圧漏れ!!
それに加えてプラグの点火失火、失火の原因は一番プラグホール部へのエンジンオイル漏れによる
イグニッションコイル絶縁不良からの失火!!
エンジンヘッドカバーからのオイル漏れはカバー周りからだけではなくここも要注意!!
L880K COPEN 前期モデルは、プラグホールグロメット(オイルシーリング)は交換が可能ですが、後期モデルは
エンジンヘッドカバー内部の構造が違うため単品交換が不可でエンジンヘッドカバーASSY交換に(汗)
2台目のトラブルはインテークコネクトパイピングの亀裂と一番プラグホールへのオイル漏れによる点火失火の
重複トラブル!!
車歴15年オーバーのL880K COPEN 2台のエンジントラブル事例でした。
なんとなく最近パワーが落ちたなぁ~と思ったらこの辺の点検をおすすめいたします。