アンドロイドばぁば
第十九話
※忍者アジト。
四人の幹部達は数多の部下を前に、高らかに宣言した。
「我々の使命を貫く時が来た!!」
「今こそ!今こそ!」
「今こそォォォ!」
漆黒の戦闘スーツは薄闇に群れる。
「戦闘隊長!」
「ハッ!」
そう呼ばれ、前に出たのは フジハラ。彼の目は鋭く光り、群集を一瞥すると高見に上がった。
「諸君!我々は、我々の運命を塗り替えるのだ」
「ウォォ!」
「オォォォォ!」
フジハラのひと言は怒号を生んだ。
「偽物だらけの世界を!真実の世界へ!」
「真実の世界へ!!」
「諸君!今宵が暗闇との別れだ!」
「ウォォウォォォ!!」
更にヒートアップする部下達。
「ターゲットはそれぞれ小隊長に告げる!」
「ハッ」「ハッ」
「ハッ」「ハッ」
十人規模の小隊から二百の人間が集まる。
それぞれに直通の通信端末機を手渡される。
「よいか!生きた証を残せ!」
「セイヤッ!」
「お前達は人間だ!」
「ウォォ!!」
「我々は官僚のオモチャではないっ…それを見せつけてやれ」
「今こそ!我らに未来をォォォ!」
地下アジトには太陽の光は届かない。薄闇に堪えた何年間を部下達、幹部達は想い。
高らかに吠える。
「全世界を!ひとつに!我々がひとつに!」
「ひとつに!!」
こうして彼等の団結は全世界への終末へ誘おうとしていた。
※シェルタ。
(ピピピピッピピッ)
バックスが受信した。
「ばぁば」
「ヨォ!」
前触れもなく西岸のだみ声が聞こえた。
「おじさん…」
「今ひとりか?」
「うん」
「そりゃ好都合や」
「おじさんっ」
「あぁあ待った!」
西岸は美瑠紀の言葉を遮る。
「何で!」
「今はそんな話する間がない!急いどるんや」
「…………」
「悪いな、お嬢ちゃん」
「美瑠紀です」
「お、おぉミルキちゃん……堪えてや」
「解りました」
「…バックスのデータ通りやな」
今までの会話全部がデータ送信されていた。
「何でも…伝わってるんですね」
「情報は常に動いとるさかいな」
「……ん、はい」
「あぁあ横道反れてもうたがな…竜子さんを呼んでくれんかな、ミルキちゃん」
「はい、ちょっと待ってて下さい」
程なくして、美瑠紀は竜子を連れて帰って来た。
竜子は改めてバックスの顔を見た。愛想笑いみたいな迷いのある表情で一瞬足を止めた。
「何かな…ミルちゃん」
「竜子ちゃん」
竜子は耳を疑い、さっきまでの冷静な顔を崩していた。
続く
※忍者アジト。
四人の幹部達は数多の部下を前に、高らかに宣言した。
「我々の使命を貫く時が来た!!」
「今こそ!今こそ!」
「今こそォォォ!」
漆黒の戦闘スーツは薄闇に群れる。
「戦闘隊長!」
「ハッ!」
そう呼ばれ、前に出たのは フジハラ。彼の目は鋭く光り、群集を一瞥すると高見に上がった。
「諸君!我々は、我々の運命を塗り替えるのだ」
「ウォォ!」
「オォォォォ!」
フジハラのひと言は怒号を生んだ。
「偽物だらけの世界を!真実の世界へ!」
「真実の世界へ!!」
「諸君!今宵が暗闇との別れだ!」
「ウォォウォォォ!!」
更にヒートアップする部下達。
「ターゲットはそれぞれ小隊長に告げる!」
「ハッ」「ハッ」
「ハッ」「ハッ」
十人規模の小隊から二百の人間が集まる。
それぞれに直通の通信端末機を手渡される。
「よいか!生きた証を残せ!」
「セイヤッ!」
「お前達は人間だ!」
「ウォォ!!」
「我々は官僚のオモチャではないっ…それを見せつけてやれ」
「今こそ!我らに未来をォォォ!」
地下アジトには太陽の光は届かない。薄闇に堪えた何年間を部下達、幹部達は想い。
高らかに吠える。
「全世界を!ひとつに!我々がひとつに!」
「ひとつに!!」
こうして彼等の団結は全世界への終末へ誘おうとしていた。
※シェルタ。
(ピピピピッピピッ)
バックスが受信した。
「ばぁば」
「ヨォ!」
前触れもなく西岸のだみ声が聞こえた。
「おじさん…」
「今ひとりか?」
「うん」
「そりゃ好都合や」
「おじさんっ」
「あぁあ待った!」
西岸は美瑠紀の言葉を遮る。
「何で!」
「今はそんな話する間がない!急いどるんや」
「…………」
「悪いな、お嬢ちゃん」
「美瑠紀です」
「お、おぉミルキちゃん……堪えてや」
「解りました」
「…バックスのデータ通りやな」
今までの会話全部がデータ送信されていた。
「何でも…伝わってるんですね」
「情報は常に動いとるさかいな」
「……ん、はい」
「あぁあ横道反れてもうたがな…竜子さんを呼んでくれんかな、ミルキちゃん」
「はい、ちょっと待ってて下さい」
程なくして、美瑠紀は竜子を連れて帰って来た。
竜子は改めてバックスの顔を見た。愛想笑いみたいな迷いのある表情で一瞬足を止めた。
「何かな…ミルちゃん」
「竜子ちゃん」
竜子は耳を疑い、さっきまでの冷静な顔を崩していた。
続く
★舞子どすぇ
(イメージダイエット)
Part2
お晩どすぅ。
舞子どすぇ~。
先日よけいなお世話かもしれへんのに、
付き合うて貰うて、
ホンマにおおきにぃ。
今日はよけいなお世話ついでに、
体型気になり始めのポイント!
「二の腕&太もも」
プルンプルン……。
右見て左見てプルンプルン………。そんなお茶目な脂肪ちゃんに\(^^:;)
BYE-BYEしましょう。
これは体験済みの
ストレッチ。結構効き目ありますえ。
まずは二の腕ね!
★両手をグーにする。
★その両腕を起立の状態から肘を気持ちの分、九の字に曲げる。
★両足肩幅にして。
★折り曲げた両腕を肩幅より少し横に上げる。
★腕全体力まずに!
★両腕いっぺんに腕相撲をする要領で一気に
振ってみまひょっ。
o(^-^)oホラッ。
プルンプルンしたでしょ
ほしたら
太ももいきまひょか。
★両足を肩幅に。
★まずは真っ直ぐにした右足を軽く横に上げる。
(上げ過ぎないように)
★力まずに!
★脱げそうなスリッパを遠くまで飛ばしまひょ。
★ホラップルンとしたでしょ?
★コレを両足交互にするんどす。
※どっちの運動も力むことなく、軽ぅく!
ブルブルペースを適度に そやねぇ、これは躯に覚えこませること!
飽くまでもイメージを大切にするんどすえ。風呂上がりが最適よ。
※脂肪ちゃん。
ワタクシには不必要なのよぉ言い聞かしまひょ。
★★★★★★★
Part3 はまたね!
Part2
お晩どすぅ。
舞子どすぇ~。
先日よけいなお世話かもしれへんのに、
付き合うて貰うて、
ホンマにおおきにぃ。
今日はよけいなお世話ついでに、
体型気になり始めのポイント!
「二の腕&太もも」
プルンプルン……。
右見て左見てプルンプルン………。そんなお茶目な脂肪ちゃんに\(^^:;)
BYE-BYEしましょう。
これは体験済みの
ストレッチ。結構効き目ありますえ。
まずは二の腕ね!
★両手をグーにする。
★その両腕を起立の状態から肘を気持ちの分、九の字に曲げる。
★両足肩幅にして。
★折り曲げた両腕を肩幅より少し横に上げる。
★腕全体力まずに!
★両腕いっぺんに腕相撲をする要領で一気に
振ってみまひょっ。
o(^-^)oホラッ。
プルンプルンしたでしょ
ほしたら
太ももいきまひょか。
★両足を肩幅に。
★まずは真っ直ぐにした右足を軽く横に上げる。
(上げ過ぎないように)
★力まずに!
★脱げそうなスリッパを遠くまで飛ばしまひょ。
★ホラップルンとしたでしょ?
★コレを両足交互にするんどす。
※どっちの運動も力むことなく、軽ぅく!
ブルブルペースを適度に そやねぇ、これは躯に覚えこませること!
飽くまでもイメージを大切にするんどすえ。風呂上がりが最適よ。
※脂肪ちゃん。
ワタクシには不必要なのよぉ言い聞かしまひょ。
★★★★★★★
Part3 はまたね!
アンドロイドばぁば
第十八話
※洞窟の外。
唐突に発せられた声は、
明らかに人間の声だ。
美瑠紀はバックスから目を反らせない。
「ばぁば…どうして?」
「驚いたかい?」
「う…うん」
「無理もないねぇ、アタシはロボットだから」
「どうして?どうして急に…」
「データ解析って言ったろ」
「え?」
「アタシのデータにはね、小夜子の記憶もインプットされてるんだよ。解析の作動で全部が直結するようになってる」
「あれは……AIに連動してたの?」
「そういうことだよ、正確に言ったら記憶だけじゃない」
「それって……」
「賢いコだ、気づいただかい」
「そんなぁ……」
「決して武満に言っちゃダメだよ」
「どうして?」
「クローンだろうと、アンドロイドだろうと、アタシが選んだ道だ。そんな事……あのヒトは冷静じゃいられなくなる」
「でも」
「ミルキの優しい気持ちはありがたい…けど、もう小夜子は死んだんだ」
バックスは優しい瞳を投げ掛ける。
「一度死んだ人間が…過去を語るほど虚しいものはないんだよ」
「ずっと黙ってるの?」
バックスは大きく頷く。
「解った…」
「いいコだ」
「これからどうするの?……」
「……博士から送られてきたデータも分析した」
「…どうなるの?」
「ミルキ?」
「何があっても.ばぁば.が守るから、ちゃんと付いてくるんだよ」
「解った!」
まだ子供の美瑠紀にさえも、事の重大さは伝わっていた。
「どうやら博士も、竜子も…同意見のようだ」
そうしている間にも、
バックスの耳型集音マイクは 竜子と仲間の言葉を一音も録り逃しはしなかった。
続く
※洞窟の外。
唐突に発せられた声は、
明らかに人間の声だ。
美瑠紀はバックスから目を反らせない。
「ばぁば…どうして?」
「驚いたかい?」
「う…うん」
「無理もないねぇ、アタシはロボットだから」
「どうして?どうして急に…」
「データ解析って言ったろ」
「え?」
「アタシのデータにはね、小夜子の記憶もインプットされてるんだよ。解析の作動で全部が直結するようになってる」
「あれは……AIに連動してたの?」
「そういうことだよ、正確に言ったら記憶だけじゃない」
「それって……」
「賢いコだ、気づいただかい」
「そんなぁ……」
「決して武満に言っちゃダメだよ」
「どうして?」
「クローンだろうと、アンドロイドだろうと、アタシが選んだ道だ。そんな事……あのヒトは冷静じゃいられなくなる」
「でも」
「ミルキの優しい気持ちはありがたい…けど、もう小夜子は死んだんだ」
バックスは優しい瞳を投げ掛ける。
「一度死んだ人間が…過去を語るほど虚しいものはないんだよ」
「ずっと黙ってるの?」
バックスは大きく頷く。
「解った…」
「いいコだ」
「これからどうするの?……」
「……博士から送られてきたデータも分析した」
「…どうなるの?」
「ミルキ?」
「何があっても.ばぁば.が守るから、ちゃんと付いてくるんだよ」
「解った!」
まだ子供の美瑠紀にさえも、事の重大さは伝わっていた。
「どうやら博士も、竜子も…同意見のようだ」
そうしている間にも、
バックスの耳型集音マイクは 竜子と仲間の言葉を一音も録り逃しはしなかった。
続く