ほっこりがシアワセ -3ページ目

ほっこりがシアワセ

日常を気ままに。

女性の存在を確信しつつも、夫に問いただすようなことはできませんでした。


女性がいることは大変なショックではありましたが、それよりも、私を拒絶していることの方が苦しかったからです。


浮気をしていても家庭を壊す気はない、
とか、
浮気している後ろめたさから逆に優しい、
だったら、
どんなに良いか・・・と思いました。

それはそれで、絶対に苦しいと思うし、悲しいことですが、当時の私はそんな風に考えていました。



夫は真面目な人。


私は夫のことをそう信じていたので、夫にとって「浮気」は「浮気」ではなく「本気」なんだと。

だからこそ、同時に家庭もうまくやるなんてことはできないのだろう、と。




それに、まだ性懲りもなくどこかで、
「違うのかも・・・」
とも、思っていました。



だけど、時々訪れるアパートでは、ポロポロと疑惑の種が落ちていました。


香水の匂いが移った洋服。

新しく購入した下着、洋服、靴。

使いかけのコンドーム。

もらったであろうプレゼント。

一緒に遠出したであろう場所でのレシート  等々。




まだまだ沢山出てきます。





疑惑は、悲しい確信へ・・・
初めの頃は、仕事でない日はアパートで過ごしたりしていましたが、だんだん行かなくなりました。

だけど、全く行かずにはおれず、時々行っては掃除をしたり、夫の動向をチェックしたりしていました。


お弁当買ってるな〜   とか。

マック行ったんだ      とか。

飲み会だったんだ      とか。



ある日、家のパソコンの閲覧履歴をチェックしていたら、Facebookにログインしており、その履歴に個人のフルネームが残っていました。
たったの1人だけ。

その聞いたことのない女性のフルネームを見て、

「きっとこの人だ」

と、思いました。


私はFacebookのアカウントを持っていなかったので、友人のを借りて覗いてみると、その名前の人と、かなり親しくしている様子がうかがえました。

深い関係かどうかまでは、分かりませんでしたが、夫がその人に好意を持っているということは、明らかでした。

きっと夫も、その頃そのFacebookが不特定多数から覗かれるとは思っていなかったようで、かなり無防備なやりとりをしていました。
(その後気がついたようで、友人のみ閲覧できるように変えたようでしたが)


この人のことが好きなんだ。


と、分かった。



心身に衝撃が走りました。



私の中で、

「やっぱり」

という気持ちと、

「まさか」

という気持ちが同時。




「まさか」
の方の気持ちが、

好意はありそうだけど、夫が勝手に想ってるだけかもしれないよ。

と、思おうとしていました。




でも、本当は確信してしまっていました。






この頃、私とは全く違う理由で、心身のバランスを崩している友人がいました。

学生時代からの幼なじみで、家も近所。
私達夫婦が上手くいってる時は、家族ぐるみで仲良くしていました。

そんな友が、病気をきっかけに心身のバランスを崩し私と同じように苦しんでいました。

私達は、苦しい時間を共に過ごしました。

誰かと一緒にいるだけで、どれだけ救われたことか。


彼女は家事もままならない状態で、実家は遠く、ご主人は仕事が忙しかったので、夕飯は毎日私の実家で食べました。
小学生の娘ちゃんも一緒に。(現在は中学生)


そして、私と母が仕事で、1日父が息子をみないといけない日は、半日息子を預かってくれるようになりました。
その方が、自分もバランスを取りやすいと言ってくれて。

息子は彼女にとても懐いていたし、なにより彼女の小学生の娘ちゃんには、ゾッコンloveだったので、大喜びでした。

彼女にお願いする日は、彼女と息子のお弁当を作り、お昼頃お迎えに来てくれて、父からバトンタッチ。
そして、いつも息子がお弁当を食べている様子を、写メしてくれました。


彼女が息子をみてくれることも、夕飯を食べに毎日来てくれることも、私にとって大変な救いでした。


妹は、母の負担が増えることと、私が前進しないことを懸念して、反対したりもしていましたが、今考えても、あの時の重苦しさでいっぱいだった実家に、彼女達が出入りしてくれたことは、救い以外の何者でもなかったと思います。

彼女達がいたから、なんとかご飯も食べられた。

なにより、彼女の娘と私の息子が、姉弟のように仲良く遊んだりケンカしたりする姿に、大人達全員が癒されていたと思います。


子ども達が楽しそうにしてくれている。
それだけで、どれだけ救われたか分かりません。