日本インター前の東京留学 | いわきダンススクールのブログ

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福島県いわき市、泉駅から徒歩5分のところにあるダンススクールです。
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あれは4月のことでした。

わたしの誕生日に何のプレゼントもサプライズもない洋平に

「わたしの誕生日プレゼントってことで、日本インター前のキャンプ、わたしの好きなだけ、個人レッスン、レクチャー、申し込んでいいよね?」

と、言いました。嫌だとは言えない状況で了承をもらい(非常に高額な誕生日プレゼントになったと思います)、いざ申し込もうと、キャンプの詳細を見てみたら、


なんと、ラテンの先生の個人レッスンはないことが判明。


まぁ、いいか、日本インターはスタンダードも出場するし、せっかくの機会だからと、


わたしは個人レッスンをして下さる二人の先生(クリストファー先生とロビン先生)のレッスンを申し込みました。


洋平は、

「抽選っていってもトップ選手が優先されるんだろうから、そんな日本インター、反則技でスタンダードに出場するような俺達にレッスン回ってくるわけないだろう?」


と、タカをくくっており、わたしも個人レッスンは取れない可能性の方が高いだろうな〜と思っていました。


反則技というのは、私達はスタンダードC級なので、本来ならば日本インターの出場権はないのです。ただ、今年はNATD杯で決勝に残ったので、日本インターの出場権をいただけたのと、それがなくても東北推薦枠での出場が可能でした。


とりあえず、レクチャーはラテンのウォン先生もされるので、毎日1つずつ、それぞれの先生のレクチャーを申し込みました。


後日、抽選の結果が分かり、クリストファー先生のレッスンは取れませんでしたが、ロビン先生のレッスンは取れていました。わたしは喜びましたが、洋平は非常に憂鬱そうでした。


これは、日本インター前、水木金のキャンプの話です。



さかのぼって、月曜日。


この日はミックスコンペ翌日で、非常に疲れているに違いないので、わたしは温泉に行って、身体をしっかり休ませてから火曜日に東京に向かおうと、温泉宿を予約していました。

そしたら、この月曜日、私達か受けたかった外国人コーチ(ラテン)のレッスンが2枠空いたから受けないか?と連絡をいただき、「はい、受けます!」と即答して、温泉宿はキャンセルしました。

(温泉宿に2人で1泊するよりも外国人レッスンを2レッスン受ける方がはるかに高額です)


なので、ミックスコンペが終わって家に帰ると、必死に洗濯をして、荷造りをして、翌日東京に向かいましたが、体は非常に疲れていて…。


洋平は運転しながら、悪態つきまくり…。

「昨日プロアマで、17セクション出場して、50曲以上踊ったから、今日は疲れていて体がよく動かない…」

と先生に英語で訴える練習までしていたのに、


いざ先生を前にレッスンがはじまると、


「先生のレッスンを受けるのは初めてなので、僕達のダンスがどう見えるか、課題を教えて下さい」

と、言いだし、すっかりいい子ちゃんになる変貌っぷりには笑えました。


レッスンがはじまると、体が辛いこともお互い忘れて、あぁ、やっぱりそうだよな〜、と学ぶことが多いレッスンでした。


後は練習あるのみです。


火曜日はマッサージに行ったり銭湯に行ったりして、なんとか疲労を回復させ、水曜日からはじまったキャンプ。


毎朝9:45〜10:30は、キャンプ参加者が参加できる練習会があり、毎日参加しました。


今回の日本インターでは、私達、ルンバのルーティンを全とっかえ、新しくするので、とても不安でした。3日間、練習会で踊ればなんとかなるかな、とルンバの新しいルーティンに慣れることが、練習会の一番の目的でした。


クリストファー先生が仕切って下さる練習会は、日本語の上手なクリス先生が、とにかくハイテンションで、フロアに出てくる時も

「なんでリラックスしてでてくる〜?パワーだして下さ〜い!」

とやり直しさせられたり、とある日は元気がなさすぎると、走らされたりジャンプさせられたり…。

とてもいい緊張感の中、3日間、日本インターの一次予選を踊ったような感じで、これもいい経験になりました。


キャンプに申し込んだ時は、中1日くらい、練習会でスタンダードも踊ろうと思っていたのですが、ルンバが不安だったので、結局3日間、ラテンを踊りました。スタンダードはトップ選手が練習会で踊る姿をガン見して、イメトレしていました。


日本インター前日の金曜日はキャンプ参加者は、18時〜会場の有明コロシアムで練習が可能だったのも有難かったです。スタンダードのフロアクラフトを確認したくて会場に向かったのですが、結局、ルンバが不安でルンバの練習ばかりしていた私達でした。


水曜日に受けたロビン先生のレッスンも素晴らしかったし、それぞれの先生のレクチャーもとても勉強になりました。


これからまた時間をかけて練習して、自分のものにしていきたいです。


東京留学中は、今回も加藤先生のシェアハウスに滞在しました。


毎日、洗濯と自炊か出来るので本当に助かります。


ここで、私達の自炊を紹介します。



慌てて荷造りしたので、プロテインを忘れてしまって…。でも今は、プロテインドリンク、プロテインヨーグルト、充実しているので困りませんね。


自炊といっても、ご飯炊いて、味噌汁作って、肉と野菜。簡単に済ませます。


納豆、キムチ、もずく、梅干しは必須アイテム。
梅干しはわたしの自家製。
味噌はいわき味噌。
味噌と梅干しはイギリスにも必ず持って行ったくらい、私達の健康維持に欠かせません。



ウインナーは脂質が多いから普段は絶対出さない食材ではありますが、ちょっとお互い体重減少傾向にあったし、まぁいいかと…。


しっかり食べて、コンディションよく踊れた日本インターでした。


お休みをいただき、ありがとうございました。