私が行っていたASD/愛着障害者が幸せになるための活動 | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

前回のブログ記事で。

私がブログを離れていた理由を書いたのですが。


私は1年と5か月の間、

ブログ記事を移すという作業だけを、

していたのではなく、

その他に、

自分が幸せになるための活動も、

行っていました。


その活動というのは、

発達障害に関する記事を移した、

私のもう1つのブログの、

「特性を活かす活動」と銘打っているページに、

記載しているのですが。



私が自分の発達障害の特性を、

否定するのではなく伸ばしていく形で、

活かすための行動の指針にさせていただいている、

精神科医 長沼睦雄先生の、こちらの本。




この本の中で、


大人になって発達障害の診断を受けて落ち込んでいた方が、
自分の趣味だった写真を施設に配ったりHPを作ったりといった行動を起こし、
精神症状もなくなっていった


と書かれているのを読んで、


「よし、私も、

子供の頃に好きだった絵を描くことで、

自分の発達障害脳を活かしてみよう」


と思い立ち。


どうせ趣味に打ち込むのなら、


無目的で行動すると、

どうしていいか分からなくなるから、

目指す目標を決めよう


と考え。


じゃあ、画家を目指そう


と決めた私は。


まず、長年、

私が在籍している絵画教室に通っている、

他の先輩達のように、


展覧会に応募する


ことにしました。


そして、先生の熱い指導の結果。


2022年は、県のとある展覧会に入選することが出来。


タイトルは「憧憬」

子供の頃の家から逃げ出したかった気持ちを描きました。

2023年は、県の別な展覧会で、

賞をいただくことが出来ました。



    
タイトルは「生」
困難な人生へ挑む気持ちを描きました。


入選・入賞したこと自体も、

もちろん嬉しいのだけど、

さらに私が嬉しく感じたのは、


私が生きてきて感じたことを、

表現したものが人に認められた


ということでした。


私の子供の頃の気持ちに、

誰かが共感してくれたような気がして。


画家になる、という目標が、

どんなに大層な夢だったのかは、

展覧会に応募するようになってから、

知ったのですが。


展覧会で毎回のように賞をとるような人達も、画家と呼ぶのは?みたいです。

ある意味、実情を知らなかったからこそ、目標に出来たのかもしれません。(^◇^;)


自分の心を表現したものが、

誰かの目に留まって認めてもらえたこと。


私の自己有能感は確実に上がり、

自分のことを認められるキッカケとなりました。


私には私の絵が、

展覧会で入選や入賞したことを喜んでくれる、

家族は存在していないけれど。


こうやって自分の活動を、

報告出来る人達がいることが幸せです。


私のブログを読んでくれた皆さん、

ありがとうございます^^


良かったら、あなたも。


自分の好きなことに取り組んで、

自分の自己有能感を育ててあげてみませんか?