ASD特性全開の絵画教室 | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

私は4年ほど前から、
絵画教室に通っています。

今日の絵画教室は、
モデルさんを皆んなで描く日でした。

先生が最初に、

「白い服との差をつけるために、
肌を小麦色に描いてもいい。
見えたとおりに描かなくていい」

とおっしゃったため、
私は張り切って、
小麦色の肌を描きました。

↓これくらいの肌です。

でも皆んな肌の色を、
見えるとおりにしか描いていなくて、
先生のおっしゃる通り、
小麦色の肌を描いたのは、
私だけでした。

でも、私は先生の言われたことを、
ちゃんと自分で考えながら、
実践して描いていて、
顔もとても自分好みに描けたので、
かなり自信を持って、
講評会に臨みました。

すると先生から、、、

「肌が小麦色過ぎる」

と言われてしまいました(^◇^;)

どうやら今日の絵画教室では、

・人に言われたことをきちんと守る

・極端にやり過ぎてしまう

というASD(自閉症スペクトラム)特性が、
かなり出てきてしまったようでした。

今日、先生がおっしゃっていた、
小麦色の肌が、
一体どの程度のものなのか、
結局正解が分からないままなのも、
思考が極端から極端で、
中間がないASDならではでしょうか?

でも、このASDの特性は、
絵を描く時に、
決してマイナスばかりではないし、
自分でちゃんと考えて、
あえてこの小麦色に描いたので、

「これが私の小麦色の肌の正解」

ということにしておきます^^

先生に認められる絵ではなくて、
まずは自分が好きだと思える絵を、
描けるようになりたいからね♡

先生から頑張りだけは認めてもらえて、
講評会では、

「努力賞」

と、おっしゃっていただけました笑

その言葉をいただけただけでも、
かなり嬉しい私です(//∇//)

同じ絵を描くことが好きな仲間と、
切磋琢磨しながら一緒に絵を描くという、
とっても幸せな1日を、
過ごすことが出来ました╰(*´︶`*)╯♡