孤独を感じる時 | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

今日は4月に転勤になる人達を、
支社に残る皆んなで、見送る日でした。

普段から仕事以外のことでは、
あまり同じ支社の人達と絡むことが無い私は、
こんな時、皆んなの感情の盛り上がりについていけず、
身の置き所がなくなります。

別れの挨拶で泣き出す人達の隣で、
私はあまり思い出がないため、
別れが悲しくて泣きたくなることは殆どありません。

以前の職場では、そんな私をみて、

「冷たいんですね」

と仰る方もいましたが、
普段からそんなに仲良くない人との別れで、
泣き出す人を見ていると、
本当に別れを惜しんで悲しんでいるわけではなくて、
雰囲気に流されて泣いているように感じてしまい、
かえって冷めた心でその状況を眺めてしまいます。
(そんな泣き方は自分に酔ってるだけだと感じてしまうので、
自分の感情がつられて泣きそうになる時は、
グッと歯を食いしばって我慢します)

けれどそんな私でも、
心が痛んで、
泣きたくなる瞬間はあります、、、

それは、自分の孤独を感じた時。

転勤する人達と皆んなで写真を撮ろうと、
同じ部署の人達が集められたので、
私も集合写真の中には入ったのですが。

その後に、その写真を、
皆んなが入っているLINEグループにアップしたらしく、
皆んなで写真を見て話をしていたのですが、
私は、そのLINEグループに入っておらず、
写真撮影には加わっても、
どんな写真になっているのか、
知ることは出来ませんでした、、、

多分、ここでね、

「私も写真を見たいから、私とLINEで繋がって」

って言ったら、
断られることはないと思うんだけど。

私は、そういうグループを作っている、
中心にいる人が、苦手で。

そして、お願いして繋がって、
LINEグループにアップされた写真を見たとしても、
その写真を保存しておきたいとは、
きっと、思わないから。

1人、仲間に入れない自分を悲しく感じるからって、
要らない写真を欲しがるのもどうかなぁ、
なんて考えていたら、
写真のことで話しかける時期を失してしまいましたσ^_^;

お別れのムードが落ち着いて、
皆んなが仕事をしだした時は、
お別れの日でも働いている私が浮かなくなり、
心底ホッとしました。

こんな風に人と繋がることで、
色々考えこんでしまって、
軽く人と繋がることが出来ないのは、
発達障害(ASD)グレーゾーンと、
愛着障害を持ってる人間あるあるなのかなぁ、
なんて考えて、
自分の孤独な気持ちを紛らわしていました。

そして、こんな気持ちをブログに書くことでも、
私の心の痛み、泣きたい気持ちは、
少しずつ緩んでいきます、、、

きっと、私とブログで繋がってくれている人は、
分かってくれる人も多くいてくれるんじゃないかなぁ、
なんて思っているから。

ブログがあって、良かったなぁ♡

今日も読んでくださって、ありがとうございます(*^^*)