人が怖い時の自己肯定感の高め方 | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

私がブログを始めた元々の理由は、
以前の職場でイジメにあったことでした。

私はその職場のお局様と、その取り巻き達に無視をされていたのですが、
そんな状況がとても辛くて、毎日泣きながら暮らしているような状態で、
ネットで自分の救いになるような情報を探していた時に、
アメブロで私の心を救ってくれたスピリチュアルセラピストのまさよさんに出会い、
まさよさんにメッセージが送りたくて、
アメブロに登録したように思います。


だから、私がまさよさんにメッセージを送った時、
私は何のブログ記事も書いていませんでした。

「どうせ、私なんかが書くブログなんて、誰にも読んでもらえない」

職場で無視されて、
だからといって逃げ帰れる暖かい家族がいる訳でもなかった、おひとりさまの私は、
(その当時、娘は反抗期で仲が悪く、一緒に暮らしていませんでした)
自分のことなど世間から必要とされていない、
そんな風に、考えていました。

でも、そんな私に、まさよさんはこんなメッセージを返信してくれたのです。

「まだブログを書かれていないけれど、読者登録させていただきますね」

他にも、とても暖かい言葉を下さったのですが、
今でも私の記憶に残っているのは、
メッセージの最後に書かれていた、この言葉でした。

私の言葉を聞いてくれる人がいる。

そのことがとても嬉しく、
私はおっかなびっくりブログを書き始めたのです。

今では、まさよさんはとても忙しくなってしまって、
きっとこんな昔のことは忘れてしまっていると思いますが、
とても、とても大切な私の記憶です。

人は、社会から必要とされないと、
無価値観に襲われて、生きる希望を見失ってしまいます。

人は、誰かに必要として欲しいのです。

家族から必要とされなかった私は、
職場で必要とされることで自己肯定感を保っていたために、
職場で無視される、といった行為は、
私にとって、精神の安定を欠く位の、
大きな出来事でした。

けれど、まさよさんのおかげで、
私はブログを書くようになり、
それからブログを通じて色んな方と知り合い、
私はその方達から、自分の存在を認めてもらうことで、
自己肯定感を高めることができ、
そのことで勇気が出た私は、
自分を無視していたお局様に、意見出来るまでになったのです。


人の言動で下がってしまった自己肯定感は、
自分1人では回復することが出来ません。
(自分1人で回復出来る人は、きっと心が強いので、
そもそも他人の言動で自己肯定感が下がることは無いでしょう)

そこにはやはり、人から肯定し直してもらうことが、
必要になるのです。

その肯定し直してもらうことは、
何も大層なことでなくて構いません。

私は自分のブログを読んでくれた人がいたこと、
それだけで自己肯定感の向上に繋がりました。

自己肯定感が低い人は、
人と関わることが怖くて、
人と関わることが出来ないから、
自己肯定感を高めることが出来ないという、
負のループに陥りがちです。

けれど、今はSNSという、
直接人と会わなくてもコミュニケーションがとれるツールがあります。

あなたの声を聞いてくれる人に、
あなたと気が合う、
あなたの存在を認めてくれる人に、
きっと出会うことが出来ます。

自己肯定感が低い人は、
ブログを書いて自分を表現することにも、
とても勇気が必要だと思うけれど。

その一歩を踏み出して、自己肯定感を高めることで、
手に入る大切なものが、きっとあります。

お局様と対峙する勇気をもらって現状を打破することが出来た、
あの時の、私のように。