人にバカという人がキライ | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

ここ最近、ずっと自分が発達障害だから、
皆んなと感覚が違うんだから、

「皆んなと意見が違ってたら私が間違ってるんだ」

と思ってた私。

でも、今朝心を入れ替えて、

「私はインディゴチルドレンだから違ってていいんだ」

と思ったら、ずっと自分の心にムリをさせていたことに気づきました。


私を怒った上司と、私のカップだけ絶対に洗わないお局部下。

この2人は本当に気が合うのですが、その2人がよく人に対して使う言葉が、

「バカ」

でした。

私、2人がその言葉を使うたびに、本当にイヤな気分になってたのに。

自分は発達障害だから、、、なんて卑屈になっていた私は、
人をバカ呼ばわりする2人の方が、普通なのかな?って思ってました。

私は、自分と意見の違う人と話をすることなんてしょっちゅうだから。

それで、相手の人をバカだなんて思わない。

イライラすることはあるけれど、それは私の心の問題で。

自分と違う意見を持つ人に対してバカと攻撃出来るほど、
なんで自分がそんなに正しいと思い込めてしまえるのかと、
怖く感じることさえありました。

それは、私が少数意見の立場に立つことが多いからかもしれないけれど。

やっぱり職場という公の場で、人のことをバカだと一緒になじり合う姿を見るたびに、
自分のことでなくても嫌で悲しい気持ちになっていました。

それでも、自分と意見が合わない人に対して、あんな風に文句を言うのは普通なのかもしれない、と我慢していたのです。

けど、普通なんて気にせずに考えたら。

すっごく私のキライな人たち、でした。

私だって、人のことを嫌だと思ったり、苦手だと感じたりするけれど。

相手をあんなに見下げる言動を取ることは出来ません。

だって、自分も完璧じゃないし、間違うから。

人を責めるなら、まず自分が完璧でないといけないと、考えてしまうから。

だから、自分が間違えた時に苦しくなるから、自分のために人を見下げたり出来ないのです。

それを、自分のことを棚に上げて人をあげつらう人たちが、私はキライでした。

そのこと1つで2人の全てを否定したりはしないけれど。

私は、そんな2人がキライだし、嫌っていていいのだと、
自分に対するフィルターを変えたことで、自分の心に素直になることが出来ました。