怒っている人と一緒に楽しく働くには? | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

今日は上司がイライラしつつ、
でも必死で怒りを堪えて私に接しているのが、ヒシヒシと伝わってきました。

この上司の怒りは私へ向けたものではなく、
仕事で大きなトラブルがあった故の事だとは理解していましたが、
やはり同じ室内でイライラされると何だかこっちも落ち着かず、ビクビクしてしまいます。

そして、そんな上司の様子に気を取られてながら働いているとやってしまう、些細なミス。

「これは良くない、悪循環だ。
せっかく私に当たらないように我慢してくれている上司の気遣いを、このままだと無駄にしてしまう」

そう思った私は、何とかこの状況を改善する策を考えました。

そして、閃いたのが、、、

どんな状況でも私は楽しく過ごしちゃう女優よ♡ゲーム


この状況を演劇の舞台のようにとらえて。
主演女優の私は、周囲の人々の感情に関係なく、ご機嫌に優雅に過ごす演技をする、というもの。

なぜかイメージで出てきたのは、美輪明宏さん演じる黒蜥蜴(笑)

多分、それくらいの心の強さがある人物で無ければ、
人の顔色を伺ってしまいがちな私は、
この状況(相手のイライラ)に簡単に呑み込まれてしまうのだと思います^^;

そんな事を意識しながら過ごすこと1時間。

上司に仕事の報告をしていた私は、
明らかに上司のご機嫌が上向きになっていることに気づきました。

やったー!状況が良くなった!!\(^o^)/

気合い入れて演技していた私は、なかなかのエネルギーを消耗していたので、
この上司の変化に机の下で思わずガッツポーズをしてしまいました♡

今までだったら上司の機嫌が悪かった時は

「気にしない、気にしない」

と思いながら働いていたのですが、

「私はご機嫌で優雅な女を演じる女優」

と思って働いた方が、楽しく過ごすことが出来ました^ ^

結果としては同じ、

「他人に振り回されない自分でいる」

だったとしても、後者の方がほくそ笑むほど楽しかったので。

怒っている人の気持ちに巻き込まれそうになったら、
次も黒蜥蜴を試してみようと思います(^∇^)