自分を嫌ってるな、と感じた時 | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

今日の福岡は雨です。
雨の日は、1月末に車をぶつけられた右ひじが湿布を貼らなければいけない位に痛むようになりました。
健康で、何の痛みも無かった状態を知っている私は
「嫌だな」
と感じて、車をぶつけたまま何のお詫びにもこない加害者に本当に腹が立ちました。
「私の右ひじをこんな風にしたくせに!」
恨み言でムカムカしていたけど、その時にふっと気づきました。

私の右ひじは何も悪くない。
車をぶつけられて痛むのに、当然のように私に使われて、前みたいに動かないってなじられて、でも私のために働いてくれている。

そう思ったら、自分の右ひじがとてもとても愛おしくなりました。

ありがとう、痛いのに私のために動いてくれてありがとう

そんな風に心の中で思ったら、なんだか涙が出るくらい嬉しくなりました。

私の体はいつでも私のために、一生懸命働いてくれている。

右ひじが痛んで、当たり前に出来ていたことが出来なくなったから、気付いた出来事。

ごめんね、頑張ってくれているのに、前と比べて
「こんな体じゃ嫌だ」
なんて嫌ってゴメンね。

私が体を大事にしなかったら、他の誰も大事になんかしてくれないのにね。

痛くても頑張って動いてくれる右ひじに感謝して、
嫌だって文句を言うんだったらもっと右ひじを労って、
右ひじが前みたいに動くようにリハビリを頑張ろう、

そんな事を思いました。