私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その4~私を救ってくれたもの~ | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

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25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。


■初めにご理解いただきたいこと■
これは、あくまで私の主観及び個人的な体験に基づくものです。
特定の人物や講座等を誹謗中傷する目的ではなく、体・心・魂を取り扱う上で
「こういうことも起こりうるのだ」
ということをスピリチュアルな講座を主催する側にも受ける側にも知って欲しくて記事にしています。
その事をご理解くださったうえで、スピリチュアルに興味のある方だけ、お読みください。

スピリチュアル講座の講師から出された課題
「毎日、両親をイメージの中で一番残酷な方法で殺す」
を実施して受けた私の心身のダメージは本当に大きなものでした。

不眠、悪心、頭痛、手の震え、勝手に流れる涙・・・

本来なら外に出かける気持ちにならないのですが、そのスピリチュアル講座の次の日は、私の大好きなイメージトレーナーさんの講座を申し込んでいました。
このイメージトレーナーさんの講座にはイメージで癌が治った方や妊活に成功された方なども通っていて、本当にイメージの持つ力の凄さを目の当たりにした私は、思い切って自分が出された課題のイメージを実施したことと、その後の自分の状況を伝えました。
そのイメージトレーナーさんは私の話を黙って聞いてくれた後、
そのセラピストさんの方法を否定はしないけれど」
と付け加えられたうえで、


「それは辛かったなぁ」

ととても優しく言ってくれました。
その言葉を聞いた時、私は自分の気持ちを受け入れてくれる人がいたという安堵感で、目から涙が溢れました。自分が昨日のスピリチュアル講座からずっと否定され続けて、本当に辛かったのだということを知りました。
イメージトレーナーさんはその後の講座の中で怒りを消化するイメージングと、それを愛に変えるイメージングを実施してくれて、私の心と体はかなり元気になることが出来ました。

そしてさらに。

そのイメージトレーナーさんの講座の次の日に出勤した私に、普段あまり連絡がこない違う支社にいる同僚二人から

「元気か?どうしてる?」
「久しぶりにあなたに会いたいなぁ」

などといった電話がかかってきて、私は本当に自分がみんなから愛されているのだ、ということを実感して、
「私などが存在していて申し訳ありません」
と思っていた一昨日のスピリチュアル講座での自分が本当に不思議で、本当に自分が自分という存在で良かったと思うことが出来ました。

私は、この出来事で体験したことをみんなに知って欲しくて、その当時していたブログにシェアしました。

・自分の中に人を批判する心があったので、人から批判される状況を呼び寄せたこと
・講座の間中、自分を否定され続けて辛かったこと
・両親を残虐に殺すイメージングの課題を自分が受け入れる選択をしてしまったこと
・実際に課題を実施して心身に異変が起こったこと
・その心身の異変から救ってくれたのはイメージトレーナーさんと同僚二人の存在であったこと
・人を癒すのに本当に必要なのは技術ではなく存在だということ

私が本当にこの経験で気付いた一番大切でみんなにシェアしたかったもの、それは最後の

「本当に人を癒すことが出来るのは技術ではなく、その人の存在そのもの」

だということでした。

イメージトレーナーさんは確かにイメージングという技術を使いましたが、それよりもまず私が一番に癒されたのは

「それは辛かったなぁ」

という、私がずっと抱えていた気持ちを受け入れてくれた一言でした。

同僚二人はもちろん、そんな人を癒す特別な技術なんて持ち合わせていない、単なる事務員です。
でもこの二人は

「私に対する愛」

という、傷ついた私の心と体に一番必要なものを、その存在だけで与えてくれたのでした。

この経験で、私は辛いばかりだったスピリチュアル講座を前向きに必要な経験として捉えなおすことが出来るようになりました。
2回目の講座の時には(この講座は2回ありました)、視えないものが視える講師の言葉をただ受け入れるだけではなく、自分が本当に感じていることをちゃんと講師に言おう、と思いました。

そう思っていた矢先、私のブログを読んだという講師からメールが届きました・・・

その5に続きます・・・