私の体験したスピリチュアル講座の怖い話その2~インナーチャイルドを癒すために出された課題~ | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。


■初めにご理解いただきたいこと■
これは、あくまで私の主観及び個人的な体験に基づくものです。
特定の人物や講座等を誹謗中傷する目的ではなく、体・心・魂を取り扱う上で
「こういうことも起こりうるのだ」
ということをスピリチュアルな講座を主催する側にも受ける側にも知って欲しくて記事にしています。
その事をご理解くださったうえで、スピリチュアルに興味のある方だけ、お読みください。

講師から大嫌いと言われた私は、さらに次のようなことを言われました。
「あなたは心がひねくれている。本当なら、あなたみたいな人間には受講料を返金して帰ってもらっている」
普段、周囲の人間から素直と言われることが多い私は、この言葉に戸惑いました。
どうしていいか分りませんでしたが、はっきり帰れとは言われなかったため、とにかく私は講座のある会議室の椅子に座っていました。
その会議室は2畳ほどの狭さで、窓は無く、小さい机に講師1人と受講生3人が2人づつ向き合って座っていました。
私はたまたま、講師と向き合う位置に座っていました。

色んなものが視えるという講師の目に、私がどのように映っていたのか、私にはよく分りません。
ただ1日あった講座の間中、
「お前は人として(自分の子供に対して)最低のことをした」
「子供に謝れ」
「言い訳するな」
「ほら、また(向き合わなければいけないことから)逃げた」
と言われ続け、私は責められ続けるのが苦しくて講座の間中泣き通しでした。
思考は朦朧とし、何を言っても考えても否定され続けて、もう口を開くことさえ怖くなっていました。
ただ、講座が終わる頃に講師の方が私に言いました。
「あなたがそんな人間になったのは子供の頃が酷かったから。だからあなたはまず、このスピリチュアル講座の内容はしなくていいから、インナーチャイルドから癒しなさい」
ようやくかけてもらえた優しい言葉に、私の心は安堵しました。

私がこんなに責められる酷い人間なのは、インナーチャイルドが問題だったからなんだ。

ようやく見えた光明にホッとしたのも束の間、講師から告げられたインナーチャイルドを癒すための課題に、私は本当に久しぶりに声を上げて泣きじゃくりました。
「今日から毎日、両親をイメージの中で一番残酷な方法で殺して、その様子を毎日私に報告すること」
これを1か月続ける・・・ぞっとする、とてもやりたくない課題でした。
それでも私は、講師の
「ちゃんと心からやるんだよ。分った?」
の言葉に、頷いてしまったのでした・・・

その3に続きます・・・