皆さま、こんばんは
先週の土日に開催された美容皮膚科学会。
結果的に往復とも名古屋↔京都間はこだまが運行していたし、名古屋は台風を微塵も感じないお天気で、結局傘も使わずに済みました。
金曜日の夜は、会長招宴が名古屋東急ホテルで。
私は秋田先生のマブタチ枠?(&座長枠)でご招待頂き……ましたが、
東京方面の先生方が多数お越しになれず、
私のテーブルは、私と梁川厚子先生(ヤナガワクリニック)の二人だけ。
寂しく2人で乾杯
会頭の秋田浩孝先生と、梁川先生と。
余興で、ジャス歌手のケイコ・リーさんが来られました
ジャズに詳しくない私でも名前は知ってる有名な歌手ですね。
マイケル・ジャクソンの「Human nature」とビートルズの「Oh! Darling」、チャップリンの「Smile」なんかを歌ってくださり、会場が感動でシーン。
そして今回、レーザー治療の基礎となる理論を発表されたことで超・超有名な、ハーバードのロックス・アンダーソン先生が学会のために来日。(レーザーの教科書には必ず出てくる)
超有名&ご多忙なアンダーソン先生を招聘するのは大変だったと思いますが、秋田先生は昔、アンダーソン先生の研究所に留学されていたので、そのご縁で来てくださったようです。
ちゃっかりツーショット。
アンダーソン先生を囲んで。
そして、翌日、学会1日目は翌日の講演の打ち合わせや、講演聞いたり、ブース廻ったり。
ソフウェーブ社の技術開発者の方が来られていたので、ソフウェーブについて色々と話を聞くことができまして、
現在も、他のクリニックに比べ当院ではしっかり麻酔をして、かなり強め照射しているのですが、一度の効果を高くするにはもっと単位面積あたりに照射した方がよいということを教えてもらいました。
現在の照射方法でも十分効果が得られていますが、より高い効果を目指すなら今の倍・・・もしくは3倍ぐらいまでショット数は増やせます。(もちろん治療費も2倍、3倍上がってしまうんですが・・・そこやね)
治療費は上がりますが、それだと照射は1~2年に1回で良い。
逆に期間を詰めての照射はしない方がよい、とのことでしたので、1~2年に1回、ドカンとショット数を増やしてやるのも良いかも。
このソフウェーブ社の技術開発者の方とお話できたのは、何よりの収穫でした。(自慢話も多かったけど、出る杭は打たれる日本と違って、まぁ外人ってみんなそうよね(笑))
宮田先生のソフウェーブのご講演も拝聴しましたが、高出力で、ショットは4パスぐらい重ねても大丈夫とのこと。
強め照射で効果が全然違ってくることなども再確認。
そして、やはりソフウェーブの(ちゃんとした)先生方の評価はとても高いです。
ソフウェーブは(クリニック側からすると)機械も高いし、ランニングコストも高いし、照射時間も長くて、ハンドピース重くてしんどいし、患者様の疼痛管理も大変やし(笑)。
経営を主眼に考えると、どうしても安く購入できるタイトニング治療器、それもナースさんに照射を任せられて、ランニングコストも少なくて、利益幅が大きく、麻酔なしでも大丈夫なものがよく売れて、
んで、それがSNSにバンバン上がってくるので、
患者様サイドからみた流行しているタイトニング治療器と、(ちゃんとした)医師側から見た、ほんとに効果に優れた治療器とはちょいズレがあるなと感じるのですが、まぁ逆にそのお陰でソフウェーブを導入している先生は、私の周囲では信頼出来る先生方ばかり。
「ちゃんとした医師」というのは、ちゃんと美容皮膚科の基礎学問を習得している医師のことで、なんちゃって美容皮膚科医を除くという意味です。最近、このなんちゃって美容皮膚科医が爆発的に増殖していて、そういうのに限ってSNSだけは力入れてて発信力強いんで。ちなみに、初期研修を終えてすぐに美容チェーンにいっちゃう医師のことを「直美」(ちょくび?なおみ?)と言って、治療費の不当なアップセルや、過大広告、治療トラブルが多発、社会問題にもなりつつあるので、数年のうちに何らかの対策が取られるのではないかと期待しているのですが。
1日目の夜は、普段から親しくしている先生方と夕食を一緒に頂きました。
2日目に続く
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