ピアスケロイドの手術 | いわクリ日記

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長岡京市 いわきクリニックIC 院長 岩城佳津美(Katsumi Iwaki)がお届けする、なんでもありの勝手気ままなブログです。

皆さま、こんばんは~照れ音譜

 

今日は、仕事を終えてから父のところへ。

 

友人に頂いた観音屋のチーズケーキを持っていきましたが、・・・父の部屋にトースターがないことに気が付き、家からトースターを持参してゆきました爆  笑

 

 

トースターでチーズがぐつぐつするまで焼いて食べるのですが、めっちゃ美味しいですよね、これラブラブ

 

 

 

父のところには週に2~3回行ってますが、面会がたくさんできるようになってから頭もしっかりして、めちゃ元気です。

 

面会が出来ない施設もあるようですが、高齢者にとって一番怖いのはコロナではなく、やはり孤独だな。。。と思いますねショボーン

 

 

クローバークローバークローバー

 

さて、今日は耳垂のピアスケロイドの手術症例ご紹介です。

 

ピアスホールが安定しないまま、いつまでもキズがジクジクしていると、キズを治そうとする力がいつまでも続き、コラーゲン繊維が過剰に増殖右上矢印右上矢印右上矢印右上矢印します。

 

元々ケロイド体質があると、しこりがどんどん大きくなり、耳にビー玉がぶら下がったような感じになってきますあせる

 

 

ここまで大きくなると、治療法は手術しかありません。(ステロイドの局所注射では、気持ち小さくなるかな、程度ですあせる

 

耳介のケロイドは、取り残すと再発しやすくなりますし、かといって取りすぎると耳介の変形が生じてしまうため、正常組織との境界ギリギリをメスで削ぐように取ってゆきます。

 

下矢印切除したケロイド組織(白黒加工してますドクロ

 

 

そして、耳介ケロイドの手術は再発予防のアフターケアがめっちゃ大事えービックリマーク

 

こういう、傷を圧迫できる特殊なイヤリングを、基本24時間装着していただきます。

 

期間は、傷が柔らかくなるまで。。。。

 

個人差がありますが、2~6か月程度です。

 

さらに、当院ではケロイドの再発を予防する漢方薬、「柴苓湯」を処方しています。

 

下矢印術後2か月です

 

 

イヤリングによる圧迫固定をきちんとしていただき、2か月でほぼ落ち着きました。

 

前から見たところ下矢印

 

 

前は5ミリ程度のキズ痕です。

 

耳介の形は、よ~く見ると若干カーブが変わっていますが、他人からみてほぼ気付かれない程度の変形です。

 

耳介ケロイドの手術は月に数件ありますが、再発する例はとても稀です。

 

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