今日7月25日(月)は,弊社セミナールームにて「クレーム対応の基礎」
オープンセミナーを開催しました。
最終週の月曜朝にもかかわらずおいでいただいた皆さま,本当に
ありがとうございます![]()
今回のセミナーは1時間半と短い時間だったこともあり,クレーム対応に
ついてのサワリだけ,駆け足でのご説明となりました。
そんな中で印象深かったのは,セミナーの目玉でもある「クレーム対応力
判定テスト」。
さまざまなケースにおける対応方法の是非について,設問を通じて一緒に
考えていくワークなのですが,参加者各々のご体験に基づくさまざまな
見解があり,私のほうもとても勉強になりました。
そのひとつとして,ある参加者様から,
「’迅速’な対応と’拙速’は違う」というお言葉をいただきました。
クレーム対応の超基本ポイントともいえる「迅速な初動」。
しかしながら,迅速を目指す余り,早いけどお粗末な対応に
なってしまっては元も子もない,ということで,まさにその方の
おっしゃる通りだと思います。短時間で丁寧な仕事が出来て
はじめて,その対応スピードが活きてくる,というわけです。
テキストにはなかった言葉で本質を補っていただいたなぁと
深く感じ入るとともに,同じテーマで多くの人が意見を述べ合う
ことが,話題を3次元方向に拡張し,より豊かなアウトカムを
もたらすものであると実感しました。
同じ場所で同じことを聴いても,人が違えば考えることも違う。
そしてその気付きを共有することで,さらに学びが深まる。
これからも,講師からの一方通行のメッセージだけでなく,参加者
から全体へのフィードバックも大事にしていきたいと思います。
次回の体験セミナーは9月下旬に実施する予定です。
また新たなご縁と気付きを楽しみに,準備を始めます![]()