昨日(7/3)が最終回だったフジテレビ系列のドラマ
『マルモのおきて』。
子役の人気ぶりで評判になった番組ですが,
注目すべきは阿部サダヲ演じる主人公のマルモこと
高木護の職場。
そう,彼は某文房具メーカーのお客様相談室に勤務
しているのです★
お客様「相談」室と言っても,要するに日々顧客からの
苦情をお受けする窓口業務。
対応者自身が直接何かしでかしたわけでなくても,会社
(場合によってはお客様が商品やサービスを利用された
環境全て!)を代表して,お詫びすることから始まる,
なかなかにタフなお仕事です。
ドラマでは,最初は閑職的な色合いで捉えられていた
職場でもありますが,マルモの体験を通して,その醍醐味が
語られ,最後には彼自身が栄転の辞令を蹴って残留すると
いうオチになっていました。
お客様相談室やコールセンター,そしていわゆる営業事務や
受付等,外部のお客様からの問合せ窓口は,理屈だけじゃ
務まらない難しさがあります。
感情の受け手であり,かつ会社の顔としての既然とした対応が
要求される任務。
ストレスたっぷりの毎日になることは必須です。
それでも,いや,だからこそ,その仕事の大切さ,素晴らしさは
他の職種では味わえない種類のもの。
お客様のご不満が,自分の対応を通してお礼の言葉に転換する
ミラクルが体感できる,手ごたえの大きな仕事です。
そんなクレーム対応のお仕事を,研修やコンサルティング,
そして個別のカウンセリングでお手伝いできる私の仕事も,
天職であると自認しております。
相談窓口で働くみなさんが,マルモのように輝ける日を目指して。
一緒に,前向きに取り組んでまいりましょう!